日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

パリ滞在記(25日目、進歩・・・)

 6月14日(木)、今日は、9時30分にアパートを出て、13番→6番→RERのB線に乗り換えて、空港に行きます。
 荷物も、手軽なものです。(又、パリに戻って来るので・・・)
 パリの生活も、今日で25日目になりました。1日1日、慣れて行く自分を発見しています。それは、医学部の専門課程に入った時に似ています。教養の2カ年間と違って、忙しくて、専門的な知識ばかりで、全く別の世界でした。卒業する時には、学者みたいな感じになっていて・・・最新の医学の知識を詰め込んで、頭でっかちな感じになっていましたが・・・?!
 大学卒後の1年間も、自分でも驚く感じで、経験して行きました。当時は、大学卒業後、即入局でした(自分の場合は、宮崎県立宮崎病院小児科)。
 そこでも、1日1日、技術を習得して行く自分を自分なりに客観的に見ていました。どんなに忙しくても、日記もしっかりと付けていました。
 その習慣は今も同じです。1日1日、それなりに進歩している(?)自分を見て、これが自分の生き方なんだなあと思っています。
 海外に出ると、それなりに緊張しますし、ストレスになることもありますが・・・頭を兎に角使います。(→ボケ防止にいいかなとも思っていますが・・・?!)
 生きている時が華です。先のことは、誰にも分かりません。
 カフェやレストランのテラスで、長々と居座って、夕方から本を読んだり、友達同士で長いこと話しているパリジアン・・・休みはしっかりと取るパリジアン・・・自分の権利を頑固に守ろうとするが、他人の生き方には干渉しないパリジアン・・・そんな日本人と全く違った生き方を知ることも大切かと思います・・・。
 又、来年、パリに来るつもりです。その時は、パリだけでなく南フランスへと思っていますが・・・。
 アパート生活だと、家の延長なので、気分的に楽ですね・・・。

 ここに書いていないことで、まだまだ、沢山のことを経験しています。
その1)ある公園で、(列が出来て)忙しくしているカフェで、(家内は待っていて、私だけ並んで)「デューカフェ」と言うのですが、一人分しかもらえない。向こうも「デゥーカフェ?」と聞いてくる。で、一人分だけ。何故?
 で、後で自分なりに解明しました。自分としては、2を意味するdeux (デュー←オの口をしてエと言う)と言ったつもりが、向こうには、Cafeの男性名詞の部分冠詞(ディ←ウの口をしてイと言う)du Cafeだったのですね。これ、日本人には、難し過ぎますね・・・。
その2)スーパーで、沢山買い物をして、レジで大きな袋をもらいました。「日本人ですか?」と若い男性の職員が尋ねてきたので、そうだと答えると、袋を日本語で何と言うのかと尋ねられました。私が、「フクロ」と言うのですが、その発音が、全然できない。「フ・ク・ロ」とゆっくり言って教えたのですが、やはり駄目でした。フランス語には、日本語の「フ」は、fuで、「hu」はない・・・。