日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

市民茶会・・・

 6月5日(日)、雨の降る中、第17回の「市民茶会」があった。(もう、17回にもなるんだなあ・・)
 市立の茶室「汲心亭(きゅうしんてい)」にまず行った。(脚が痛いのでと言って、断ったのだが・・・そうはいきませんって感じで、師匠に代わって会長になった人から言われて・・・)正客にされてしまった。扇子は持っていたが、主菓子が出て、懐紙を持っていなかった。(昨年は、干菓子だったかなあ・・・?)
 裏のお薄のお点前、棚が面白く感じて、楽しく見れた。
 お茶関係の人で、知っている人もいるが、知らない人の方が多くなっている。(仕方ないなあ・・・)
 汲心亭は、裏千家だったが、佐伯文化会館の方では、表千家がしていた。やはりここでも、主菓子で、又、正客にされてしまった。家内の先生 (表)がいて、挨拶にわざわざ来られた。
 立礼(りゅうれい)でのお点前、じっくり見ようとしたが、亭主が「茶尖(ちゃせん)通し」をする時、手が大きく震えていた。こんな時、気を効かせて、しっかり見てはいけないのだ!で、周りをキョロキョロして、見つめていないそぶりをしばしば見せた(が、しっかりと横目で見ていたけど・・・)。
 自分も、青年部20周年を記念して「(修行寺の)養賢寺(ようけんじ)」でした時、初めのお点前で、柄杓が左右に大きく動いていたなあ・・・。佐伯春祭りの時に、三余館でした時も、茶尖がしっかり震えて、震えがどうしても止まらなかったのを覚えている。それが、いつの間にか、皮の面が厚くなったのか・・・→震えなくなって、緊張が快感めいた感じになって、自分の心の変化を楽しむ感じに変化していったけど・・・?!
 亭主、次第に震えが軽くなって、最後の方では、わずかに震えるだけになっていたかな・・・?!(心のこもったいいお点前をしようとしている証拠です。これって、利休居士の言い方だと、茶道の精神がメチャクチャ立派ってことになるかな?!)
 雨の中、傘をさして、周りの景色を眺めながらテクテク歩いて帰った。雨の佐伯も、風情があっていいなあ・・・。
http://www.youtube.com/watch?v=wUZ6i6sHmLM