日本の心・さいき

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台風の最中にくだらない分析・・・

 
 佐伯に、老舗の喫茶店として、「コスタリカ」と「ランブル」がある。それぞれ、それなりの良さがあり、共に、よく利用している。
 29日(日)、台風で、「新茶まつり」は、中止となっていた。台風で風と雨が強い中、家内と次女は、次女の友達の結婚式に行った。
 私は、二人を見送った後、その足で「ランブル」に行った。この喫茶店、昔の造りそのままで、レトロ風のこの感じが何とも言えない。(正に、佐伯の穴場かな。場所を初めに見付けるのがちょっと難しいけど・・・)
 偶然に、今年の4月22日号の「週刊朝日」がそこに置いてあった。その内容に・・・→「国公立大医学部合格数」が載っていた。

 以下、くだらない分析だと思いますが・・・
 巷の話だと、今や、国公立大医学部は、東大1類よりも難しいらしい・・・?いや、そうなってもうかなり経っているのかな・・・?私立の医学部も、昔と比べ物にならない程に、メチャクチャ難しくなっているとか・・・?
 数の多い順に(現役数)、
1、東海(愛知)95(49)(4年連続全国1位)
2、灘(兵庫)85(51)
3、ラ・サール(鹿児島)65(25)
4、久留米大附設(福岡)56(34)
5、青雲(長崎)55(28)
6、西大和学園(奈良)51(32)
7、東大寺学園(奈良)49(26)
8、熊本(熊本)48(20)
9、札幌南(北海道)46(22)
10、桜蔭(東京)46(30)
・・・・
25、鶴丸(鹿児島)31(8)
・・・
41、大分上野丘(大分)26(21)
41、宮崎西(宮崎)26(17)
・・・
46、修猷館(福岡)25(6)
となっている。
 まあ、医学部、それも、国公立大医学部として、細かく学校別に分析している所を見ると、マスコミとしては、それなりに意味があるのだろう・・・?!
 上位50番までに、公立は17校でしかない。10番までだと、公立は、熊本と札幌南の2校だけとなる。50番以内に、九州の公立では、鶴丸(鹿児島)、大分上野丘(大分)、宮崎南(宮崎)、修猷館(福岡)と、5校も入っている。
 全国的に見ると、医師不足は、東日本の方が深刻だ。
 その理由として・・・→今では1県1医学部となっているが、昔の大学では、西日本に医学部を持つ大学が圧倒的に多かった。そして、今も、医学部合格者の多くを有する高校が、西日本に多くなっている。特に、九州は。(・・・→九州の倍の面積の持つ北海道では、医学部は、北海道大と札幌医大旭川医科大学のわずか3つしかない。福岡県は、北海道よりも人口が少ないのに、九大と久留米大と福岡大と産業医大と4つもある。)
 細かい分析だと・・・東海は、名古屋大20(15)・名古屋市立大15・岐阜大10・・・灘は、東大3類17(14)(5年連続全国1位)・京大25(15)・阪大19(15)・・・ラ・サールは、九大11(4)・鹿児島大13・・・久留米大附設は、九大23(20)・・・青雲は、長大26・・・熊本は、熊大26・・・鶴丸は、鹿児島大22・・・大分上野丘は、大分大17・・・宮崎西は、宮崎大16・・・修猷館は、九大11(5)となっている。
 大学受験をする上では、6カ年一貫教育をした方が、有利に決まっている。高校が、大学入試の為の勉強でしかなく、それを何年間もするとなると、それは、不自然に決まっている。現実は・・・→公立高校の場合、3カ年で受験に間に合う様にと無理をしているケースが多いし(高校が無理をさせてないと、浪人している場合が多い・・・?!)、人間的な教育をしていると言う6カ年一貫教育の学校にしても、最後の1カ年は、予備校と同じことをしているのだ。
 同じ大学の医学部に、同じ高校から1割も2割も入るのって、純粋培養って感じになって、先々どうなのかなあと思わない事もないのですが・・・?!(・・・←自治医大の場合、全国から均等に集まっているので、学生生活がとても面白いらしい・・・?!)
 日本舞踊では、名取(なとり)をもらう人が多い。これって、名取を持っている人が上手と言うことではなく、一応、最低限のことが出来ての出発って感じのもの。医学部合格や医師国家試験合格も、それと同じだと思います。
 いい医師になるには、どの大学を出たかでなく、医学部に合格してからの医学部での過ごし方、医師国家試験に合格してからの医師としての過ごし方(とくに初期)が、より大切と思うのですが・・・?!
 
http://r.tabelog.com/oita/A4401/A440105/44001061/
http://www.tecomnet.jp/op/105/105gj01.asp

http://www.youtube.com/watch?v=eLzWecqNewU