日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

論 語・・・

 チベットウイグルでは、仏教やイスラームが堅く信じられているが、その他の中国の多くの地域では、宗教は、どうなのかなあ・・・?
 儒教は宗教に代わるものだと思われるが・・・?!論語には、死後の世界と言う概念がない。特定の神様を信仰する教義もない。弟子が死の事を尋ねると、孔子は、「生の事についてさえよくわからないのに、死後のことなどわかりませんよ・・・」何て答えているけど。
 高校の時に今でも覚えている論語の中に、「巧言令色 少(鮮)なし仁」と言うのがあったけど・・・。
 孔子とその弟子との問答での「論語」、時を経て、今、読んでみると、又、その奥の深さの意味が改めて納得出来る感じになるけど・・・?!

 「過ちて改めざる 是を過ちと謂う(過ちを犯してもそれを改善しようとしない、それを本当の過ちと言う)」・・・過ちを生かしてこそ、人間としての生き方ですね?・・・←今、問題になっている相撲協会八百長事件、元かいけつ関、是非、しっかりと膿を出して、解決して欲しいものです!

 「学びて時に之を習う 亦た説ばしからずや 朋あり遠方より来たる 亦た楽しからず 人知らずして慍むず 亦た君子ならずや(学んで時には復習すること、まさに嬉しいことだ。友達が遠い所から尋ねて来る、正に楽しいことだ。人に知られずとも気にしない、まさに君子だ。)」・・・←学ぶことに、年齢制限なしですね!

 「性相近(せいあいちか)し 習相遠(ならいあいとお)し(人の生まれながらの性格や資質に大きな差はありません。しかし人はその後の習慣や教育で大きく変わる。)」・・・←今の生き方が一番大切ですね!

 「君子は義(ぎ)に喩(さと)り 小人は理(り)に喩る(君子は正義をよりどころとし、小人は利益をよりどころとする)」・・・←何をするにも、倫理観が大切ですね。

 「これをする者はこれを好む者に如かず これを好む者はこれを楽しむ者にしかず(知る者は好む者には及ばない、好む者も楽しむ者には及ばない)」・・・←大脳生理学的にも、当たりですね!
 「(孝について)今の孝は是(こ)れ能(よ)く養うを謂う 犬馬に至るまで皆能く養うこと有り 敬せずんば何を以て別たん(今の人々は親を不自由なく養うことが親孝行だと思っている。しかし、犬や馬でも皆よく養っている。親に対する尊敬がなければ、どちらも区別はない。・・・親への敬意がなければ、親孝行ではない。)」・・・←年に1回も、子どもがお世話になってきた親の顔を見ない何てことがあるとしたら、どんな時代にあっても、これって不自然ですね?!

 「(君子について)先ずその言(げん)を行い 而(しこう)して後にこれに従う(君子は発言する前にまず実行し、実行してから初めて発言するもの)」・・・←多くの人がそうあるといいですね?!・・・今回、選挙で再び名古屋市長に選ばれた河村さん、日本の政治の在り方を根本的に変える勢いになることを期待しています!

*参考図書:まんがで読破 論語&続・論語 イースト・プレス 2010年発行 

http://www.h3.dion.ne.jp/~urutora/kousipeji.htm