日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

大脳生理学的に適合した生き方(実例:4/10)


 相田みつをさんは、「しあわせはいつもじぶんがきめる」と言った。乙武洋匡(おとたけひろただ)さんは、生まれつき両腕両脚がないという障害があったのに、1浪後に早稲田大学政治に入学して、現在、スポーツライターとして活躍して、結婚もし、子どもも出来て、とても幸せそうにしている。「五体不満足」と言う本(私も読ませて頂きましたが)を出版しているが・・・。
 (12月24日、クリスマスイブの日の)今朝、「先天性四肢欠損症」で生まれ、短い左足とその先の3本趾を持つ20歳の佐野有美さんが民放テレビで紹介されていた。・・・→ジーンと来ました。
 彼女は、足を使っての折り紙が上手で、ハサミを使っての縫い物も上手だ。詩人であり、声がきれいで、ブログもしっかり持っている。
 母親の初美さんは、当初、何故、自分たちにこんな子がと思ったそうで、父親の一夫さんは、死までも考えたそうな。しかし、我が子と共に強く前向きに歩き続けることを決心したのだ。
 有美さんは、5歳で一人で着替えが出来る様になっている。他人よりも時間が掛かっても、やり遂げ様とし、その達成感を味わっている。諦めたら終わり、負けるのが悔しい、・・・やれた時、周りがスゴイネと言ってくれると、とても嬉しくなる。
 そんな彼女も、年頃になり、体のことを考えて長いこと悩み続け、又、笑わなくなってしまった。そんな時、彼女の生き方を劇的に変えたものがあった。チアリーディングなのだ。これを見て、「これだ!」と思ったそうな。「この笑顔だ!」と。
 自分は踊れないけど、声なら出せる。チアリーダーにその旨を言って申し込むと、快く受け入れてくれた。演技の前の紹介などで、車イスに座ってグループの紹介などをした。そして、ある時、一緒に踊ろうとそのグループのあるチアリーダーから不意に言われて、抱き抱えられて、一緒に(左足を前に出して)踊った。それは、彼女にとっては、今までで、最高の喜びとなった。
 今は、声を生かす将来の仕事を考えて、それを専門的に磨いている。既に、ラジオ番組にも出ている。今は、「諦めない心」をしっかりと持って、育ててくれた両親に、深く感謝している。
 脳は、感動すると、活性化する。笑顔を作ると、幸せな気持ちになる。そして、感謝すると、もっともっと幸せな気持ちになるのです。