日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

生き方・・・


 16日(木)の午後、「熊本動植物園」に行った。家内と一緒に行ったのは、今回が初めてで、共に2回目。外はとても寒かった。今年の12月では、この日が一番寒かった感じだが・・・。
 ここにいるゾウは、アフリカゾウ。二頭のゾウさん、夕方だったので、既に檻に入ってご飯食べていた。鳥が一緒に食べ物を食いつばんでいる。が、蹴散らすことはしない。鳥と一緒に食べている感じだ。鳥を踏みつけることも、決してない。あんなに大きな体で、鳥にも細心の注意をして、足で踏みつけない様にしているのだ。
 ゾウは、とても耳が大きい(片方だけで、50Kg以上)ので、8kmも離れていても、ゾウ同士がお互いに話が出来ると言われている。平たい奥歯は、6回も生えかわる(自然界の動物の世界では、歯が駄目になることは、死を意味する?!)。
 アフリカ大陸では、人間以外では、ゾウが一番強い。ゾウの群れが来ると、百獣の王のライオンの群れも移動する。ゾウが一番強いこと、他の動物も知っている。ライオンがいる時でも、ゾウの周りにいれば、安心できる。
 そんな強いゾウさんが一番恐れるのは、(人間以外では、)ゾウ自身。自分の巨体が悪さをしないかと、恐れているのだ。ゾウさん、一番強いのに、優しさも、ピカ一なのだ。経験豊かなお年寄りのゾウさんの方が、メスには断然モテル。
 人間も、ゾウさんの様に、上に立つ人程、その影響力の大きさに気が付き、謙虚になり、又、歳をとる程、皆から尊敬される様に、立派に成長して行きたいものです。
 この日の夜は、ピアノとパーカッションのライブ(ジャズ)が宿泊先のホテルで20:30からあって、家内と楽しく聴いた。パーカッション、若手の人だった。ピアニスト、70歳近く(?)の年配の人(男性)であったが、気持ち良さそうに弾いていた。目がよく見えない様子で、付き添いの人がピタリと付いて歩いていた。佐伯にも、琴の先生(男性)で、目が不自由だけど、とても演奏が上手な人がいるけど・・・。
 ハンディーを持っていても、社会と上手に関わりながら、自分なりに納得してそれなりに生きる道は、どういう状況でも、確かにあるなあ・・・?!