多くの企業が新たに職員を採用する場合、大切にする項目に、主体性、協調性、専門性、独創性などいろいろあるが、そんな中で、「コミュニケーション能力」が最も大切だと考えているケースが多い。
又、就職活動をしている学生にしても、一番大事なのは、やはりこの「コミュニケーション能力」だと思っているみたいだ。
相手の思っていることが把握できて、こちらの思っていることも相手に伝えられる能力。この能力って、ちゃんと身に付けるのは難しい・・・。
今の日本、アチコチで空気が読めない（ＫＹ）状況にしばしば出くわしている感じだけど。学校でも、会社内でも、家族内でも。そして、国際社会に対しても。
自分なりに思い込んでしまっていると、頭越しに相手の意見を否定する傾向になるかな？自分を含めて、専門職の人の場合は（自信を持っている人ほど）、そんな傾向になりがちだなあ・・・？！
知識も大切だけど、小さい時からいろんな人と交わって、コミュニケーション力を身に付けておく方が、もっと大切な気もします。
ところで、日本の国自体が、このコミュニケーション能力がない感じがしてなりません。隣国と友達少なく、親友って感じの国、いるかなあ？アメリカ、どうみても、親友って関係じゃないなあ。
中国の人と日本人がテレビの番組でお互いに言い合っていて・・・→「中国は、一党独裁の共産党で・・・」と自信たっぷりに日本人が非難して言うと、中国の人が、「日本も、自民党が政権をとっても民主党がとっても、一党独裁と同じ感じで大差ないじゃないですか・・・」と言われていたけど（全くその通りかな・・・）。又、北朝鮮に行った猪木氏が、北朝鮮の幹部から、「日本は、首相がコロコロ代わるので、一体誰と真剣に話せばいいのか分からない・・・」何て言われていたけど（これも、確かに当たりですね・・・）。
＊写真は、クアラルンプールで撮ったもの。
