日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

うつ病・・・




 近年、うつ病が日本人に多くなっている。最悪の時には、それが自殺につながっている。励ましたつもりが、逆の効果になることもあるかな。
 30年に渡りうつ病治療に携わっている保坂隆先生(聖路加国際病院)によれば、そのポイントは単なる性格ではなく「考え方のクセ」にあるとのこと。うつ病になりやすい 「5つの考え方のクセ」とは、・・・
 
1)「対人優先タイプ」
周りに気を遣い、自分の事より他人を優先する
2)「他者依存タイプ」
家族や周りの人に頼りがちな
3)「完全主義タイプ」
何でも完璧にこなさないと気が済まない
4)「自責傾向タイプ」
周囲で起きたトラブルを全て自分のせいだと考えてしまう
5)「秩序志向タイプ」
几帳面で決められた通りに物事が運ばないと我慢できない

 こうした考え方のクセに縛られすぎると何かのキッカケでうつ病になりやすいとのこと。「対人優先タイプ」とか「自責タイプ」とかは、他人にとっては好ましい姿と思うのだが、・・・。
 他人から頼まれると、イヤと言えないタイプの人、周りにいます。仕事ができても、かなり無理をしているなって思えるタイプの人、周りにいます。時間厳守で、先々の事までピシッと決めて、スケジュールの通りに行動している感じの人もいます。
 それで、本人が苦痛や負担に思わなくて、(出来れば楽しんで)自然に出来る感じになっていればいいのだろうが・・・。
 あまりいい加減で他人に迷惑を掛けているとなると、社会的に困るけど、あまり真面目過ぎて、本人がそれで鬱状態になると、もっと大変な自体になるかな?「ウツ」「ノム」「カウ」、悪く言われることが多いけどそれで鬱が昇華されているのかな(必要悪)?!。
 ボランティアの人って、明るい人が多い感じがするけど・・・。ボランティアをすることで、免疫力が上がると言うデータがあり(もちろん、個人差はあるでしょうが・・・)、他人の為だけでなく、本人も元気になっているみたいだけど・・・?!

(自分を省みると・・・小さい時は、他者依存型だったのが、秩序志向型かつ完全主義型になり、結婚して仕事をする様になってからは、対人優先型かつ自責傾向型になり、今は、諦めて開き直り型って感じで、鈍感力も付いたのか、次第にいい加減な性格になりつつある感じですが、うつ病を防ぐ意味では、いい方向に向かっているのかな・・・?!)

*2005年5月14日のイタリアのシエナにある広場で撮ったもの(上の内容とは、全く関係ありません)。