日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

京都(6)










 平安神宮を後にして、銀閣寺にタクシーで行った。
 「銀閣寺」、正に、「わび・さび」の世界だった。金閣寺が金で出来ているイメージだが、銀閣寺の場合は、銀色をしていると言うだけで、銀で出来ている訳ではない(これも、ここに来て、初めて知った・・・)。
 銀閣寺は、室町幕府8代将軍の足利義政が隠栖生活を過ごす為に、東山殿(ひがしやまでん)を造ったもの。銀閣寺、正しくは、東山慈照寺(じしょうじ)と言う。
 義政は、家族に恵まれず(奥さんとも上手くいかず)、最後は、政治を辞して、出家している。わずか、24歳で、この世を去っている。
 東山殿は、東山文化の発祥地であり、日本人の近世的生活文化の発端をなし、今もなお、東山文化と禅宗文化の結語をそこに見ることが出来る。
 予想以上の素晴らしい所で、家内も感激!(世界遺産になっていることに、充分に納得!)
 そこを出る時に、お茶を一服頂いた。お菓子も(金閣寺と同じく、裏流に点てていて)抹茶も、美味しかった(500円)。
 その近くで、老舗っ感じの店(うどん)に入って、軽く夕食を摂った。美味しかった。「ここは、京都では、昔からの老舗のお店ですね?」と言うと、そこの人から、「ここは、出来てちょうど40年経っています。京都では、40年ぐらいでは、老舗と言えません。200年以上経っていないと・・・」と言われて、又、感激。
 ここからホテルに帰る時のタクシーの運転手さんが、偶然に何と、かって佐伯市に住んでいた人だった。それで、又又、感激。

http://www.youtube.com/watch?v=c3n1FQ6CJkw