日本の心・さいき

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高校野球・・・


 8月21日(土)、高校野球の決勝戦があり、初めから終わりまで、楽しく見れた。大差なのに、何故か、最後まで楽しく見れた。(甲子園に行って応援している人、この暑い中、ホント御苦労様!)
 高校野球は、亡き父がいつも楽しみにしていて、特に夏は、殆ど全試合をテレビで見ていた。父は、プロ野球には、全く関心がなかった。そのせいか、自分も、父ほどではないが、プロ野球にあまり関心ないが、高野球には、少なからず関心を持ってきている。
 高校野球のいろんな名勝負を今まで見てきている。今回、試合終了後に、大会会長の前に挨拶した人が、興南高校を差し置いて、先に、「東海大相模高校の選手の皆さん、準優勝おめでとう!」と言った。ジーンと来てしまった。
 興南高校の監督も、「敗れたチームのことも考えよ・・・」って教育を選手にしている。又、選手自身も、春優勝しても、又、1から出直しの気持ちで頑張ってきている。春夏連続優勝が如何に大変なことか・・・!!そこに、監督を中心にしてのしっかりとした人間教育があってこそ、成し得たことだと思う。
 九州大会で優勝すると、「アア、今度の甲子園では、もう駄目だなあ・・・」って感じで周りが言っていたことがあった。つまり、周りが騒ぎ過ぎて、選手が天狗になってしまうのだ。本人は、その気でなくても、周りが持ち上げるので、次第に偉くなった感じになって、努力を怠るのだ。投手がそんな感じになって、浮き上がってしまうと、結束力は一気に崩れてしまう。
 しかし、「勝って兜の緒を締めよ、負けてくじけるな」精神で、神奈川の「一二三投手」も、沖縄の「島袋投手」も、自分にとても厳しい感じで、ここまでよく頑張ってきたことが、見ていて、よく分かった。
 両チームに対して、名勝負、ありがとう。最後まで、全力を尽くす至誠、ホント、素晴らしかったです。