日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

オーストラリア滞在(16:予期せぬこと)

 7月20日(火)の午後、街を歩いていたら、15歳前後(?)らしき少女が来て、何か言っているが、我々日本人、聞き取れない・・・。電話を掛けたい、10セントと2ドルと1ドルが欲しいと言うのは、はっきりと分かった。少女が紙幣しか持っていないので、てっきりその紙幣と両替をして欲しいのだと思った。
 しかし、しかしである。2ドルの硬貨1枚と1ドルの硬貨1枚と10セントの硬貨4枚上げると、そのまま、立ち去って行った。何か、あっけに取られた感じになってしまったが、・・・。
 シドニーに行った時に、いきなり、若い女性から、「お金を・・・」と言われたことがあった。カナダのバンクーバーでも、若い男性から、「お金を・・・」と言われたことがあった。イスタンブールでも、子どもから、「パラ(お金)を」と手を差し出されて言われたことがあった。ここは、物乞いの人がいないなあと思っていただけに、予期せぬことで、あっけにとられた感じで、しばらく、家内とボーッとしていた。
 18時から出かける予定で気ぜわしくしていた時(17:40に)、けたたましく非常ベルが鳴った。まさか、このホテルが火災?と思い、窓の外を見ると、人がホテルからどんどん出ている。で、入り口のドアを開けると、厳しい顔をした人が、自分の階の隣の隣の部屋に行ってドンドンドンとドアを叩き、開かないと思ったのか、直ぐに、合いカギで開けて中に入って行った。それから、5分前後で大きなサイレンを鳴らしながら消防自動車がホテルの玄関に入って来た(早い、実に早い!)。で、ドカドカっと、消防隊の人がその部屋に入って行った。
 で、その時には、非常ベルが鳴るのは、既に止まっていたが。どうも、誤作動だったみたいだ。ホテルの周りに(驚いて来て)いた人も、急にいなくなった。
 部屋の説明書に、乾燥機を使う時は、窓を開ける様に、そうしないと誤作動が起きて800ドル払わないといけないとあった。←これだなあ、800ドルの意味は・・・幸い、誤作動だったが。全く、予期せぬことだった。アメリカでは、消防隊の人が、大きな斧を持って部屋に駆けつけるとか・・・?!
 で、その後、知人の家に行って、夕食をごちそうなった。日本人の女性とオーストラリア人の男性の間に生まれた男の子、色白で、とても賢そうで、雑誌に載ってもいい感じのいい顔をしていた。
 で予期せぬことは、その奥さん、今、和太鼓の練習をして、いい汗をかいているとか。(その時、子どもも太鼓の音に喜んでいるとか?!)。
 7月6日からグラッドストーンに来て、カラス事件以来、特にハッとすることなかったけど、イヤーッ、この日は、予期せぬことが3つもあったなあ。