日本の心・さいき

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佐伯市平和祈念館やわらぎ

 平成22年6月8日(火)の午後、家内と一緒に、テクテク歩いて、「佐伯市平和祈念館やわらぎ」に行った。(家内は初めて)
 平成9年に出来た時、直ぐに行ったことがあったが、その時よりもかなりリニューアルしていた感じ。祈念館のガイドの人から、詳しく説明してもらった。最後に、家内と二人だけで、20分の当時の戦争体験記の話をビデオで見せてもらった。
 昭和9年、佐伯海軍航空隊の基地が佐伯に出来た(取り壊された広い土地の一角に、この記念館が立てられているが・・・)。真珠湾攻撃の直前には、佐伯の大入島の地形が、真珠湾とよく似ていると言うことで、そこで厳しい訓練が行われている。つまり、佐伯は、出撃直前の演習基地であり、機動部隊の出撃地でもあったのだ。
 昭和20年、6回も空襲に会い、最後は、終戦前日の8月14日にも、激しい空襲に会い、当時の様子が生々しく語られていた。
 ・・・佐伯中学(今の佐伯鶴城高校)の前の馬場の松に、人の肉片が付いていて、生臭い人間の焼ける匂いで、・・・と語られていた。
 戦争で死ぬのも嫌だが、戦争と言う名の元に、人を殺すことも・・・って感じで、当時の思いが述べられていた。
 佐伯駅からちょっと先にあるこの「平和記念館やわらぎ」、残念なるかな、ホームページがまだ作成されていない。
 国籍を問わず、多くの人に是非見てもらいたいなあ・・・!!
 戦争の悲惨さを再認識すると同時に、平和の有難さを実感した1日でした。
*開館時間:午前9時〜午後5時(休館日は、月曜日)大人300円電話0972−22−5700(佐伯駅から徒歩で10分)