日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

続々・生き方・・・

 6月3日(木)の19時より、「彩の会」主催の「よろなか塾」で、「障害者と共に〜第二の人生農業」と題して、講演があった。
 59歳で退職し、これでゆっくり出来るとその奥さんが思っていたのに、そのご主人、農業に関しては全くの素人だったのに、第二の人生として、農業を始め、平成15年には、社会福祉法人「青山21」を立ち上げ、更には、福祉就労センター「サニーハスス」を立ち上げている。
 「サニーハウス」は、今や県南唯一の精神障害者通所授産施設として注目されていて(別府の太陽の家の様に)、園芸活動を通じて、施設利用者を就職まで導くなどの成果を上げている。(そこで栽培されたものが、大分国体では、極めて高い評価を得ている。)
 6月5日(土)の13時より(16時まで)、「NPOさいき903(903は、九州で一番広い佐伯市の面積数)フォーラム・さわやか佐伯10周年」が、佐伯の和楽の大研修所であった。「NPO法人地域創造ネットワーク・ジャパン」の事務局長「奈良環」氏の講演があり、その後、パネルディスカッションがあった。
 大分県知事夫人も来ていた。「城山を調べる会」の会長さんが、「別にボランティアをしてると言う意識を持ったこと、今までに、一度もないです。好きでしてるだけで、それが、30年も続いて、いつの間にか、会員が60名になっている・・・」何て言われていた。「花いっぱいの会」、「認知症の人と家族の会佐伯のつどい会」など、佐伯のいろんなボランティア活動団体が紹介されていた。
 奈良氏が、「初めは、小さく行動していいんです。それの方が、小回りが利く場合が多いので。個人や家族でできることは、それでする。それで出来ない時は、地域の力で。それでも出来ない時は、公の力で。ネットワークが大事です。・・・」って感じで言われていた。
 佐伯市では、還暦後のボランティアの受け皿がちゃんと出来ていることも改めて知った。
 60歳で完全に退職したとすれば、そんな人には、1日の自由時間は、(睡眠時間や食事時間を除いて)約14時間もある。14時間×365日×20年間(もっと生きるかな?)とすると、102.200時間となり、年間労働時間2.000時間×(今まで働いて来た年限の)40年間(=80.000時間)の1.3倍にもなるとのことだが・・・?!
 ボランティアに関しては、無料が原則と思っている人がまだ多い様だが、平成7年5月29日に、国の方で、「有償ボランティア」もちゃんとしたボランティアだとしている。
 実兄は、(県立高校教諭を)退職して、ボランティア活動に専念する様になって、現役の時よりも、生き生きとしていて、毎日、忙しそうに飛び回っている・・・!
 自分も、舞台をしばらくは海外でと考えてきているが・・・まだ、頭がちゃんと整理できていない・・・?!
*写真は、地下宮殿。