日本の心・さいき

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さっぽろ雪祭り(8)

 さっぽろ雪まつりは、今回、これで61回目となっている。と言うことは、私が今年の5月で満61歳になるので、自分が生まれてからずっと開催していることになる。継続は力なりと言うが、正に、多くの人の苦労の賜でここまで来ていると思われる。札幌市がバックにあって、自衛隊など多くの団体が惜しみなくそれに協力し、一般札幌市民が積極的にそれに参加することで可能になっていることだと思う。
 大分県大分市で毎年行われている「大分国際車いすラソン」にしても、中村氏がかなり永いこと苦労をされて、今の姿になっている。崩れるのは早いが、造り上げ、継続して行くのは難しい。大きな事業は、多くの人の理解と協力があって続けられることなのだ。

 昨日(2月9日)、NHK教育テレビで「小児救急」のことが取り上げられていたが、「静岡県立子ども病院」の関係者の言葉が印象的だった。
 (重症の)小児救急医療が上手く行く為には、
1、教育が上手く行っていること・・・上の人から知らないことを教わり、又、自分が知っていることを下の人に教える。いい教育をしてもらえると思えば、小児救急に興味を持っている若い小児科医を集めることが出来る。重症の子どもが助けられれば、医師としてとても嬉しいし、そこで、更に、モチベーションが上がって行く。
2、行政の理解・・・カネ・モノ・ヒトの供給を惜しまない。
3、周りの医療機関の支え・・・周りの医療機関との協力体制が上手く取られているかどうか。
 全く、同感です。