日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

クリスマス・イブ

 昨日、クリスマス・イブ。自分の受け持ちの小児が3人入院している。新生児と3歳児と4歳児。
 自分しかできないことは何かと考えた末、やはり、笛を吹くことにした。
 クリスマス・イブなので、「聖この夜」と「ジングルベル」を5本調子の篠笛で吹くことにした。幸いに、4階と5階の角部屋で音が周囲に大きく聞こえないはず。19時前に行った。
 まず、5階に行く。21日(月)に、インフルエンザ+クループ+けいれん(10分間以上、眼球が偏位していた、急性脳症の疑い)で入院した4歳の男児が母親と一緒にいた。母親の方が喜んでいる感じで、「お父さんもいたら良かったなあ」と何度も言う。ジングルベルの時は、親子が手拍子をしてくれて、大成功って感じで終わった(抗インフルエンザ剤と漢方薬が効いたのか、経過良好で、今日、退院予定)。
 次に4階に行く。インフルエンザ+(新型インフルエンザウイルスによる間質性)肺炎で21日(月)に入院した3歳の男児で、父親と一緒にいた。びっくりした感じで静かに聴いてくれて、男の子もにニコニコ顔になった。20日(日)の夕方に来て、その時は、熱だけって感じだったのだが、21日(月)の0:00過ぎから咳込み出して、再びその日の昼前に外来に来た時には、多呼吸・陥没呼吸で、その急速な変化に驚いた。幸い、(抗インフルエンザ剤と漢方が効いたのか)、熱が確実に下がって、完全に平熱となり、SpO2も、当初90%を切っていたが、95〜97%になっている。
 県病や大学にいた時は、入院の子ども達のクリスマス会で、よく手品をしていた。佐伯では、クリスマス茶会をしたことがあった。大川市の高木病院では、多くの人の前で、篠笛・和太鼓演奏をしていた。
 芸は身を助ける・・・?!