日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

ちょっと気になる話

 11月20日(金)、基礎疾患を持った子の新型インフルエンザワクチン接種で、44名中、5歳と7歳の女児が、接種後気分が悪いと言ったので、処置室でしばらく様子を見ていた。季節性では、こんなこと、なかったが。幸い、初めから血圧低下なく、経過観察だけで済んだが、他の施設では、どうだったのだろうか?(又、別の子が、翌日、接種部位が10cm以上発赤腫脹して来院したが。)
 厚生労働省は、初めの200人余程の治験では、2人にそれぞれ喘息と中毒疹なる症状が出たと公表し、次の2万人余程のデータでは、6人に重い副作用があったと公表した。又、ワクチン接種後に、今までに全国で10名もが亡くなっている。が、いずれも、季節性と比較して副作用が強いとか、死因とのはっきりとした関係があるとは言わないで、因果関係を現在調査中だと言っているが・・・。
 当院の職員が新型ワクチン接種をして、気分が悪くなって、1日休んだナースがいた。
 新型に罹患しても10万人に1人が亡くなる程度で、いつもの季節性(1万人に1人の割合で亡くなることが多い)と比べて、軽い感じがしているし、実際に、新型に罹患した子どもを今までそれなりに診てきて、少なくとも、私は、新型の方が症状がひどいとは、思わない。
 取り敢えず、次のことを守ることが大切だと思います。
 新型の予防接種をする時は、コンディションのいい時にする。接種後、安静に努める(接種後、家に帰って床に就くまで、激しく動き回らない)。特に、接種後の初めの30分間は安静にし、又、接種後待合室で異変に気が付けば、直ぐに連絡する。
 インフルエンザ接種時期や流行時期には、日常の生活の中で、免疫力の低下を招く様なことを出来るだけ避ける様に努めることが必要ではないでしょうか?!
 
 今までのインフルエンザとは、(新型と言われる様に)型がかなりずっている関係でしょうか、新型インフルエンザに罹患した時の症状の出方が、いつもの季節性よりも個人差が大きな感じがしています。(乳幼児には、抗体がないので、ひどくなるケースが多いと予想していたのですが、私が今までに診た新型インフルエンザの患者さんでは、幸いに、まだ、重症はいませんが)
 又、新型インフルエンザワクチンの副反応も、今までの型とかなりずっている為に、強く出易いのかも知れません。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091121-00000033-mai-soci
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091120-00000090-jij-int

http://www.jiji.com/jc/c?g=int&rel=j7&k=2009112300020

http://sankei.jp.msn.com/life/body/091018/bdy0910181801001-n1.htm