日本の心・さいき

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英語と日本語は行き着いた言葉?

 タイ語で、タイ語のことをパーサー・タイと言う。つまり、「パーサー」が言語の意味になる。ラオ語だと、パーサー・ラーオと言い、タイ語と同じく、「パーサー」が言語の意味。カンボジア語だと、カンボジア語のことをピアサー・クマエとなり、クマエがカンボジアのことで、「ピアサー」が言語の意味で、やはり、言語・国名の順番は同じになっている。
 ミャンマー語で、ミャンマー語のことをミャンマー・ザーガーと言うが、「ザーガー」は、言語の意味で、順番が逆になり、発音も、少し違っている。
 インドネシア語で、インドネシア語のことをバハサ・インドネシアと言い、「バハサ」は、言語の意味。マレーシア語も、バハサ・マレーシアと言う。
 ヒンディー語で、ヒンディー語のことをヒンディー・バーシャと言い、バーシャが言語の意味。シンハラ語で、シンハラ語のことをシンハラ・ブハーシャワーと言い、「ブハーシャワー」が言語の意味で、やはり、少し似ている。
 チベット語の基字は、30あり、4つの群に分けられ、その前に前置字が付いたり、上に上接字が付いたり、下に、下接字が付いたり、後ろに後置字が付いたり、更に後ろに再後置字が付いたりして、基字の声調や音が微妙に変化している。
 カンボジア語だと、声調はないが、子音字がAとOの2つの群に分けられ(短縮型の脚まであって)、母音字の発音が、子音字の違いで変化している。
 タイ語だと、42の子音字が3つの群に分けられ、4つの声調記号がそれに付くことで、発音がきめ細かく変化している。
 チベット語にしても、タイ語にしても、ミャンマー語にしても、ベトナム語にしても、東南アジアの国々の多くの言語では、発音の仕方が文字にちゃんと表現されているのに、日本語では、例えば、同じ「ハシ」でも、箸か?端か?橋か?、日本人が聞いても区別が上手くできないケースが多い。
 アラビア語の子音字は28個あるが、ペルシャ語だとそれに4個、ウルデゥー語だと更に3個、つまり、35個になる。ヘブライ語も、上の3つの言語と同じく、右から書き、発音も似ているが、子音字は、22個しかない。アラビア語で、貴方(男性)をアンタと言い、タイ語で、貴方をクンと言うが、これって、日本語と似ているので、面白いかな。 
 ヒンディー語ベンガル語やパンジャビー語やシンハラ語では、声調はないが、子音が無声音と有声音に分けられ、更に、有気音と無気音に、きちっと整理されている。又、そり舌もあり、フランス語風の鼻音もある(これ等の言語から語学を勉強すると、世界の言語の流れが、実によく理解できる気がしてますが?)。
 英語は、綴りを見ても、どう発音していいのか、迷うことが多い。名詞に、性別が消え、ドイツ語や北欧の言葉がすれてすれて、出来上がった感じがしてならない。日本語も、有気音と無気音の区別がなくなり、声調もはっきりしない感じになって、チベット語カンボジア語タイ語から、すれてすれて、最後に出来上がった感じがしてならないのだが・・・?