日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

山中伸也先生・・・

 平成21年10月25日(日)の午後、民放のテレビで、山中伸也先生のことが放映されていた。
 先生は、学生の時にラグビー部で、10回程、整形外科の世話になっている。それ等の度重なる怪我でお世話になったことから、治される方から治す方にと言うことで、整形外科の道を選んだそうな。で、臨床医として腕を振るう中で、脊損など、治せない壁にぶつかり、それをどうかして治したいとの強い気持ちから、基礎医学の方に進むことになったとのこと。
 で、試行錯誤を重ね、24の遺伝子から4つの遺伝子に絞り込んでiPS細胞を見つけている。この名前も、山中先生がiPodの名前に似せて、付けたとのこと。
 初めにカナダで発表した時、周囲の目は非常に冷ややかだったとのこと(その直前に、海外で、捏造の事件もあり、・・・今回は本当?嘘ではって感じに受け取られて・・・?!)で、それが周りに知ってもらう為に、しばらく時間を要している。
 山中先生は、iPS細胞を利用することで、癌などの副作用を心配し、又、時間やコスト面を心配している。iPS細胞は、それが利用できなければ全く意味がない細胞だと言われる。
 勝った負けたなどで競争する必要はなくて、皆が協力して、患者さんの役に立つ様になるべきだと言われる。皆が用途に応じて直ぐに使える様にと、iPSバンクの構想まで、提唱している。(若い時のラグビーチームに属していた時の精神が立派に生かされていると思われます。)
 「みんなが健康に老いて健康に死んで行く、これが夢です。」と言われていた。(大拍手)

http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20071123/2