日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

立 場・・・

 前原大臣が、相談もなしに決めてしまう感じになって、ダム関係者も、空港関係者も、憤っている。
 自民党政権だった頃は、陳情や交渉が前もってあって、その後に決まることが多かっただろうし、一度決まると、当初の予算以上にお金が掛かっても、決行って感じになっていただろう。
 その結果、どうなったのか。赤字国債がどんどん増えて、国が大きな借金をしてしまった。子ども達に、大きなツケを残すことになってしまっているのだ。
 四国と中国を結ぶ橋が1つの予定が3つも出来たり、北海道に行くと、ある所では、すごく立派な道路があり、昼間でも(過疎化になった影響もあると思われるが)対向車が殆どなく、アチコチに、クマに注意の看板がある。これって、選挙のしがらみで出来たもの?そんな感じで、今まで、客観的にあまり吟味しない感じで、莫大なお金がアチコチで使われてきた。これって、殆どは、国民が汗水流した税金ではないのか。
 それぞれの立場は、それなりに充分に理解できる。各知事の言い分も解る(その前に、自分の地域に無駄がないかも、徹底的に調査して欲しいモノです)。しかし、国の立場から見ると、それは出来ないのだ。前原大臣が今実践している様な、全体を見渡しての判断がなされてこなかったのだ。
 物事には、優先順位がある。教育や医療に、もっともっとお金を掛けて下さい。何よりも命が大切です。子どもは国の宝です。
 前原大臣、穏やかな口調でよく頑張られていると思います。(拍手)