日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

努力の人、イチロー・・・

 イチローが2.000本安打達成した時、2塁打で塁に出ても(いつもの様に)クールな顔をしていた。帰ってきたベンチでは、ニッコリしているのに。自分をコントロールする力がスゴイなあと思う。
 実際にイチローがする試合を(トロント滞在の時に)見に行って思ったこと。皆よりも早く来て、守っている最中も、皆が突っ立った状態なのに、イチローは絶えず体を動かして直ぐに動ける臨戦態勢をとっていた。
 慢心の心がない。2.000本打った時も、この試合で4打数1安打で、イチローにとっては不本意だったのではないだろうか。自分に厳しい。
 200本突破で、連続9年間となるのも間近だ。しかし、彼は、耐えず進化を続けている。バットの先の方でも、根元の方でも、自由自在。スイングを速くしたり遅くしたりして、狙った所に高い確率で打てるのだ。こうなれたのも、やはり、人知れずの努力の積み重ねの結果だと思う。イチローは、正に野球の天才プレーヤーであるが、その裏には、耐えず努力をすることを惜しまない、努力の人なのだ。彼は、言った、「小さいことの積み重ねですから。」と。それに、ファンを意識し、皆の喜ぶプレーをしようとしている。素晴らしいなあ。
 石川遼選手も、自分のファンが一人でもいる限り頑張りたいと言われていた。
 イチロー(35歳)だけでなく、石川遼選手(17歳)にしても、将棋の羽生善治さん(38歳)にしても、若い。3人に共通するのは、スゴイ努力家、そして、慢心の心がないこと。見ている先が、宇宙の彼方の様な気もする。
 何故か解らないが、彼らを見てると、こちらも勇気が沸いてくる。何故かなあ・・・。