日本の心・さいき

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盆踊り太鼓(14日)

 自分の住む隣の地区(来島くるしま)といつも行くちょっと離れた女島(めじま)地区の供養盆踊りが同じ日にあった。
 交通の手段は自転車。19時から来島に行って打った。いつも毎年打っていた姉妹のおばちゃんは、他界したとのこと。打ち手は、自分を入れて二人(常連)だけ。自分がいなくなると、彼は、一人で打たないといけない。後ろ髪を引かれる感じで、20時過ぎにそこを後にした。(いつも15日にあるのだが、都合で14日になったとのこと)
 女島に行くと、いつものメンバーで、「遅かったなあ」と言われた。地踊りで、いつもマイクで口説くをするのに、今回だけは、いつもと違ってテープでしている。おかしいなあと思ったら、口説くの中心になる人が今年自転車に乗っている時に交通事故にあって、出来なくなっている。事故直後意識不明になって、一時はどうなるかと周りが心配したが、幸いに、回復。
 心配そうに息子さんの見守る中で、メンバーから椅子から立つ時に抱えられて、太鼓を打っている。打ち出すと、いつもの調子程ではないが、何とか打っている。「ちゃんと体が覚えちょる、大したもんじゃ」と言われて、本人嬉しそう。更には、「このメンバーが毎年打ちに来るちゅうのは、生きとるちゅうことで、来なくなった時は、もう、死んどる時」何て言っている。
 来島地区も女島地区も、踊り手は多くはなかったが、思ったより少なくもなかった。
 人と人との温かい何かを感じだ。いい汗を久し振りにかいた。