日本の心・さいき

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(私の大好きな)盆踊り太鼓

 佐伯にいる時には、盆踊り時期には、10カ所前後で打っていました。(たはら小児科医院を)閉院して佐伯にいなくなってからは、帰省した時のみ、機会があれば打つ程度になってしまいました。8月14日の女島地区と、16日の(自分の地区の)長島地区と、その隣の地区の来島地区(15日前後)以外は、殆どありませんでした。
 (今年の3月に退職した関係で)今から、フルに盆踊り太鼓がアチコチで打てるかと思うと、嬉しくてたまりません。
 8月9日(日)の花火大会の前にある「佐伯市民総盆踊り大会」で打ち、女島地区や来島地区や長島地区以外でも、機会があれば、打つつもりでいます(少なくとも、7〜8カ所の予定)。
 盆踊り太鼓の本当の魅力は、それに入り込んでしまった人しか解らないと思っています。
 右や左や上や下に頭が傾けば、それなりにバチが自然と動いて打っています(延岡のばんば踊りなど、打ち方が決まっているのは、その通りに打っていますが)。太鼓の縁を、360度全てフルに使っています。もちろん、縁が「ご飯」で、中が「おかず」って感じで、太鼓の中心を時々強く打つ以外は、(長目の硬くて細いバチを人差指と親指だけで持ち、スナップを利かせて、軽やかに縦横無尽に)太鼓の縁を打っています。そこには、自分だけの自由な開かれた世界があります。
 ホントの盆踊り太鼓打ちは、どんな曲でも、例え初めて聞く曲でも、すばやくそれに合わせて打たないといけないと思っています。
 ところで、ある人から、普通の太鼓と盆踊り太鼓って、どんなに違うんですかとの質問を受けました。以下は、私なりに返事をした内容です(かなり偏見があるかも知れませんが)。

 ・・・私も、太鼓を始める前、太鼓と盆踊り太鼓の区別が付きませんでした。簡単に言うと、普通の太鼓は、太鼓の面の真ん中を中心に打ちますが、盆踊り太鼓は、縁の方を沢山打ちます。360度、どこからでも打ちます。少なくとも、私は、そんな感じで打っています。奥が深くて、私は、大好きなのですが、日本人、あまり興味ないって感じで踊り中心に見ています。今の時代は、特にそうです。炭坑節などでは、常に、打ち方を変えて打っています。右に体が傾けばそれなりに、左に傾けばそれなりに、疲れれば、それなりにって感じです。盆踊り太鼓、打てるまで3年間掛かります。上手に打てるまでには、10年近く掛かると思っています。上手か下手かは、民謡の先生が決めます。曲に合わせて踊り易く打たないといけません。太鼓の打ち手だけ満足していても、ペケなのです。


 ある記念式典の祝賀会で、主催者から頼まれて「河内おとこ節」を太鼓で演奏したことがありました。終了後、(御神楽の横笛を吹いている)ある人から、太鼓を打っているんじゃなくて、太鼓からポンポンとバチが跳ね返されて打たれている様に見えましたと言われたことがありました。(嬉しかったです。)

佐伯でよく踊られている(延岡市の)「ばんば踊り」(延岡市では、毎年、ばんば踊り太鼓のコンテストが行われている!)
http://www.youtube.com/watch?v=fKcgPe1A2ck&feature=related

http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20080517/1

東京音頭
http://www.youtube.com/watch?v=AZA_JRSvRGQ