富士山に登る人が多くなっている。それも、２０代〜３０代の女性が。
（登るのに、４通りの道があるとのことだが）何故、富士山に登るのか？その理由の第１位は、３文字を味わう為、それは、「達成感」。
５合目から８時間も掛けてテクテクと自分の足だけで登り、頂上で他の人と一緒に、早朝に朝日を見る。そこで、今までに味わったことのない感動を覚えて、人生観がそれから変わった人も多いとのこと。
ある日本人がイタリアの田舎に行った時に、暑いさ中、汗水タラタラ流して農作業をしているイタリア人の中に、うら若きスラッとした美人がいるのに気が付いた。で、日本人が、どうしてそんなに一生懸命に働くの？と尋ねると、その女性、「将来、いい思い出を作る為」と答えたそうな。
ムーッ、そうか、苦しいことを自分なりに体験すると、いい思い出が出来ると言うことかな。
今の時代、小さい時から、いい教材を与えられ、いい環境で、ぬくぬくと無事に社会人になっても、人生、それからも、もっともっと永い訳だから、それがホントに良かったかどうか何て、先にならないと分からないことだよなあ。
限られた命、失敗も肥やしにし、自分なりに納得の出来る生き方をしたいと思うが、具体的にどうすればいいのかとなると、各人の状況によって、様々だと思う。
どん底から這い上がった人は、強い。若い時の苦労は買ってでもせよとは、やはり名言だと思う。
昔の親は、自分が苦労してやっと何とか大成しているのに、子どもには、苦労させまい苦労させまいとして、子どもに楽をさせて、先々、大変な苦労をさせている例、周りを見てみると、多いみたいだが・・・？！
