日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

自分の監督は自分である・・・?!

 60歳になると、見えないモノが見えてきている様な気がする。
 今までいろんなことに挑戦して、上手く行ったこともあるが、失敗も確かにしてきている。自分の能力、体力、他人との関わり、自分の性格、それなどを誰よりも自分自身が一番よく知っていると思う。
 この歳になると、今まで失敗と思っていたことが何か懐かしくなってくる。そして、そんな失敗が今の自分を育ててくれたんだなあとも思える様になっている。
 もう、無理は出来ないし、無理をしようとも思わない。世の中の渡り方も、今までより上手になっていると思う。
 何かを決断しないといけない時、多くの人の知恵を借りて、いろんな意見をまず聴くことは、大切なことだと思う。しかし、最後の決断は、自分でし、上手く行かなくても、決して他人のせいにしないことだ。自分は、多くの分岐点で、そんな生き方をしてきたと思っている。
 2浪して二期校の大学を受験をする時も、結婚相手を選ぶ時も、医局を選ぶ時も、大学の医局を出る時も、病院を辞めて(19床の入院設備を持って)開業する時も、それを閉院する時も。そして、その後、新たに病院に就職する時も、1年間フーテンの寅さんの生活を海外でして全く仕事をしない道を選んだ時も。更には、又、病院に就職する時も、そして、今年の3月31日に退職した時も。そしてそして、今、(海外で日本文化を紹介する為に)アルバイト医の道を選んだ時も。
 もちろん、家内とも相談するし、いろんな人と相談はしてきている。しかし、最後は、自分と慎重に相談して決めてきている。
 何やかんや言っても、自分のことは自分が一番よく知っていると思っているから。
 監督の自分、昔よりは、少しましな監督なっていると思っているが。監督との信頼関係も、最近、強固なモノになっているかな?!