日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

還暦での挑戦(その20、ピクニック→食事会)

5月31日(日)
 よく遊んだって感じの1日だった。オーストラリアの人は、土・日は、ゆっくりと息抜きしている。買い物の多くは、大きなスーパでしている。小さなお店が少ない。そんなスーパーも、日曜は、開いていない。ここグラッドストーンでは、コンビニ何てないし、自動販売機も殆どない。
 それに反して、(従業員1500名近くを有する)アルミニウム工場(ボーキサイト→アルミナ→アルミニウム)は、深夜も、明かりを派手に灯して、24時間365日、休むことなく稼働している。グラッドストーン市は、きれいな海洋都市として有名だが、アルミニウム精製工場と石炭輸送に関しても、オーストラリアでは、最も名が知れている市なのだ。
 ドナさんが10時に迎えに来てくれて、前回(南西)と違った方向(南東)のタヌンサンドビーチの方に行った。海水浴場は、2カ所あり、両方共行った。海辺では、風が強かった。その風を利用しての凧を付けてのサーフィンを(生まれた初めて間近に)見た。時々、宙に浮いていた。これって、かなり練習しないと上手になれないと思った。医学生の時に、奄美大島診療団に参加して徳之島に行って、その時に水上スキーをしたが、バランス感覚を上手に保つのが難しくて、ちょっとしか続けられなかったのを思い出した。している人、誰一人として、途中で凧が風で海の上に落ちてしまうことはなかった。サメがいる可能性があるとのことで、サーファー達も、遠くの沖合に行かない。よく見ると、これ以上沖に出てはいけないとの目印の旗が海の上に立っている。グラッドストーンの川には、ワニもいるとのことで、オーストラリアでは、日本の感覚で、川や海で自由に泳いでいると、大変なことになる。
 その後、道からちょっとはずれた箇所にある森の中の美術館に行き、そこで食事を楽しく摂った。そこで、ドナさんに、(私の書いた)色紙と(家内が折った)折り紙を上げたら、とても喜んでくれた。楽しかった。来週は、主として、スライドを使って「日本の文化(スライドは、和太鼓だけでなく、茶道や書道や相撲や空手や剣道などの写真の内容で、又、柄杓や扇子や帛紗も持参していた)」について話すことにした(オーストラリア内では、インターネットは、図書館でしていて、持ってきたVAIOのパソコンを使うことはなかったが、それに入れていたスライドを○ロ○子さんから借りたフラッシュメモリーに取り込んで、パワーポンとを使って話すことにした)。
 15:00に帰り、17:00過ぎに、○ロ○さんが迎えに来てくれて、○ロ○さんの自宅で食事会をした。キンコーラでもらったワインと(行く前に買った)ビールと(自分が書いた)色紙を持って行った。○ロ○さんの旦那さん、○ー○から飛行機で通っているとのこと。それも、1週間向こうにいて働いていて、又、1週間こちらに来てゆっくりと休んでいるとか。そんなこと、日本では、考えられないことだなあ。
 昨年アトランタに行った時に、長女の配偶者(アトランタ市で、カイロプラクターとして開業している)が言っていたなあ。アトランタで働いている日本人で、1カ月に2〜3回、仕事上、日本に帰る人がいて、仕事がきついのと時差で体の調子がおかしくなって自分の所に受診に来るが、ホント、体ボロボロって感じになっていると。
 ○ロ○子さんの旦那さん、優しそうで、マメな人で、今夜のデザートのお菓子を作っていた。又、○キさん夫妻も来て、家内も、とても楽しそうだった。○キさん、まだ1年しかいないのに、ここでの英語での会話にちゃんと付いてける。スゴイなあ(旦那さんがオーストラリア人と言うことが、一番いいのかな・・・私の場合、家内としばらく英語で会話をしようかと言うことになったが、正しい英語かどうか分からないので、しないことにした・・・?!)
 料理が美味しく、ワインも美味しく、デザートも美味しく、22時まで、時間を忘れた感じで、会話がはずんだ。日本人の二人の女性、異国の地で、夢を持って逞しく生きているなあと思った。
 夜見た(赤々と照らし出された)アルミニウム工場、実に壮観な眺めだったかな。