日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

あるのは、事実だけ。

 ストレスがどんなにあっても、ノイローゼにならない人がいる。反対に、ちょっとのことで、直ぐに、落ち込んでしまう人もいる。
 思うに、生きる上で大変難儀することやスゴク楽しいことがあるのではなくて、あるのは、その事実だけではないだろうか。それをどう受け止めるのかは、その人自身の受け止め方にかかっていると思う。
 いやなことが確かにあっても、それを帳消し出来る様な楽しいことが自然と身に付いている人がいる。
 鹿児島の人で、大水害の時に、俳句の集まりには、どうしてもいかないといけないからと言って、ちょっとその時だけ留守をして出かけていた人がいた。
 とても沢山の患者さんを受け持って、いつも忙しく仕事をしているのに、しばしば朝まで徹マンしているドクターがいた。その先生曰く、「イヤー、遊ばないと仕事はできないヨ」と。
 朝のボランティアのゴミ拾いを、鼻歌交じりで楽しくしている人もいる。自分も、時間外での診療、統計を執ったりして、結構楽しんでしてきたと思う。そうでなかったら、今まで続いてこれなかったと思う。
 余計な心配だと言われそうだが、残念なことに、いつも疲れた顔をして、休める時も、上手に息抜き出来ないで、部屋に閉じこもっている人がいるが。
 どっちみち、同じ一生。実際にあるのは、事実だけだ。それをどう受け止めるかだ。
 ヒトは、幸せになろうと思って皆頑張っていると思う。そして、この世の中には、楽しいことが沢山あると私は思っている。長い様で短い人生だが、それに最後まで気が付かないで終わること、多いと思う。それも、人生と言えば人生だが。
 マッ、人のことをねたんだり、感情的に怒ったり、愚痴を言うことだけでも止めてみると、不思議に、元気になりますね。東洋医学では、怒ると、肝臓を傷めるそうですが・・・?!