日本の心・さいき

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ある小児科医の独り言(その78)

 3月31日(火)、常勤医として最後の日、外来のナースと、新生児室のナースから、立派な花束をもらった。
 新生児室(母性)のナースから花をもらった時に、私は、次の様にお礼の言葉を言った、「・・・カナダ(トロント大学)に語学留学していた時、最後のお別れの時には、担任の女の先生が、生徒一人一人に強くハグしました。私も、ナースの皆さんにそうしたい気持ちですが、ここは日本ですので、そうはいきませんが、・・・」と言うと、師長(助産師)さんが、「先生、私たちが、先生さえ良ければそうしたい気持ちですが、逆セクハラと言われたりして、先生に迷惑が掛かるといけないので・・・」何て言って、どっと皆で笑ってしまった。
 ホント、いい職場でした。