日本の心・さいき

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ある小児科医の独り言(その58)

 (3月14日:土)18:00から、TAO(太鼓のプロ集団で、大分県の久住に本拠地がある)の公演が佐伯文化会館であったので、家内と一緒に行った。超満員だった。佐伯の子どものチーム(5)が、TAOから指導を受け、TAOのメンバーと一緒に演奏した。私が会長をしている「日心太鼓」も、上手に演奏をした。素晴らしかった。ちょっとプロの太鼓打ちが指導すると(ちょっとでなく、かなりしていると思うけど)、全く違った感じになっている。指導者、大切だなあ。TAOが子ども太鼓演奏に一所懸命になっていることを知って、日本の将来を思うと、素晴らしいことだなあと思った。前半の最後は、子ども太鼓チーム全てとTAOメンバーが一緒になって演奏した。終わった後、大大拍手だった。
 TAOのメンバーも、トップががらっと変わった感じで、若い人が多くなっていて、イメージが変わっていて、活気に溢れていた。演奏の休憩時間に、明日の披露宴に備えて、TAOのTシャツを2枚買った。
 (3月15日:日)朝から、落ち着かなかった。と言うのは、「花嫁人形」を吹くべきか、「越天楽」を吹くべきかで直前まで迷っていたのだ。「Amazing Grace]にしようと思っていたのだが、和風の曲がいいと花嫁から前々日に言われたので、そうすることにしたのだ。12時から披露宴があって、その前の挙式にも、写真撮りにも出ないとけいない。となると、着替える時間がない。自分が目立つといけないなあと思いながら、直前になって、袴でバチッと決めて家から出た。それで披露宴で初めに篠笛演奏をし、次に、お色直しで入ってくる時に、太鼓の服に着替えて和太鼓演奏をすることにした(その後、普通の洋服に替えた)。
 実は、腰を痛めていて、肝心の15日の朝、不安だった。佐伯に来る直前に傷めて、少しずつ良くなっていたのだが、佐伯での自宅での太鼓の練習で又傷めた感じになった(我が家には、半地下室に、コンクリートで固めた太鼓の練習部屋がある?!)。15日の朝も、腰を前に曲げると痛かったが、、まあ、何とかいけるかなって感じになっていた。
 12時、バック音楽全くなしで、結婚披露宴の扉が開く前に、「月」なる曲で、1フレーズ取り敢えず演奏して、扉が開き、「越天楽」をゆっくりと演奏した。もう、結婚式で10回程演奏しているし、海外7カ国で演奏してきているせいか、あまり上がらない。まあ、力強く、上手に吹けたかなあと思った。(後から、皆から、笛の音がとても良かったと言われた)
 花嫁がお色直しをして、又入ってくる時に、和太鼓演奏をした。腰の痛みで、左に力が入っていなかったかなあ、リズムが練習不足で少し乱れていたなあと思って、少し悔やまれるが。
 それが終わって、やっと食事を摂った。最後の方で、花嫁がウエディングドレスで入って来る時に、次女がCDでのバックの曲に合わせてバイオリンで演奏した。これが最高に良かった。(花婿の父親:実の長兄から、笛と太鼓で100点、最後のバイオリンで、150点だったと言われた)
 いい結婚式だったなあ。