日本の心・さいき

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ある小児科医の独り言(その25)

 着いた日(2月20日:金)の午後は、地獄巡りをした後、「雲仙お山の情報館」で情報を仕入れた。
 驚いたのは、地獄の隣にホテルが立ち並んでいること、こんな間近に温泉地獄が見れる所、珍しいんじゃないのかなあ。又、その湯をホテルまで引いて、沸かすことなく利用している。
 ガイドの佐々木さんが名付けた「ネズミ親子」や「ライオンロック」、面白いなあ。この日の最後は、独特の水色をした「おしどりの池」の所まで行った。
 雲仙、先の普賢岳の噴火で、平成新山が出来、多くの人が犠牲になってしまった。しかし、この雲仙は、火山灰が風向きの関係で時に降り落ちることはあったものの(上天草市までも降って来たが)、至って安全で、避難勧告などは全くなかった。
 しかし、ここでの宿泊施設では、キャンセルが続出し、ひどい時には8割減にまでなってしまったとのこと。更には4つものホテルが倒産に追い込まれてしまったとのこと(廃墟となってしまったそんなホテルも、見てきたが)。実際にそこを利用してきた人の話だと、バルブの時には、有名なホテルでは、平日の予約も取れない状態だったとのこと。今では平日であれば、特殊な期間でなければ、取れないことは少なくなっている。それでも、最盛期の半分にしか達していないらしく、良くなりかけた矢先に、この世界的不景気の影響で足踏み状態になっているのだ。
 観光客が多い時期は、2月、5月、8月、11月とのこと。2月は、「雲仙灯りの花ぼうろう」があって、いつもは多い時期なのに、今年は例外的に少ないとのこと。今年は、1月31日(土)〜2月21日(土)までそのイベントがあって、夜のイルミネーションがとても綺麗に飾られていた。又、その期間の土曜には、花火が上がる。

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*写真は、[ネズミ親子」と「ライオンロック」と夜の「ライオンロック」。