日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

ある小児科医の独り言(その5)

 昨日の民放で、老後に上天草で住むことを勧めている人が紹介されていた。東京から来た夫婦で、「人情味があって」「自然がきれいで」「気候が温暖な」所として、この上天草市を選んでいる。
 又、上天草市自体が、それを勧めていて、そのサイトまで、上天草市のホームページにしっかりとある。

http://www.kamiamakusa-c.kumamoto-sgn.jp/の中の移住・定住支援コーナー参照
 自分の場合、この上天草市に既に3年半余住んでいるが、自分の故郷大分県の「佐伯市」とよく似ているなあと常々感じている。
 佐伯は、「さ」魚が美味しい、「え」絵に描いた様に景色がいい(佐伯をさえきと言っていた時もあり、正式には、今は、さいきと言う)、「き」気候が温暖、「し」情に厚い。
 住めば都と言うが、佐伯市上天草市も、交通の便は良くない。しかし、それと裏腹に、自然がまだしっかりと保たれているのである。水は上手いし、空気は綺麗だ。雪の被害には、まず、無縁だ。
 
 日本でいい所がないから、海外へと言う人がいるが、実際に日本人が10人以上集まって、生活費が安いからとの理由で海外に移住して、その日本人中心に生活をし、結局は、1年も経たずに日本に戻ってきている例がある。
 目的をはっきりとしないと、海外では行きついてしまう。日本で人同士のコミュニケーションが上手く取っていけない人が海外で出来るはずがない。海外では、もっとそれが要求されるのだ。又、日本で異性にもてないからと言って、海外で配偶者を探そうとして、結婚詐欺にかかった話、タイで沢山聞きましたが。日本の女性が外国の人から言い寄られる理由の一つに、日本でのビザを得る為とのこともあるらしい(外国のある女性からの話)。冷静に考えてみるといい、日本でもてない人が、外国でもてる訳がまずない。
 日本人の大部分は、結局は、晩年は、日本に戻るか、戻りたがっている。日本の良さは、外国に行ってやっと分かるのだ。日本にずっといると、日本の本当の姿は見えないかな。
 地球から離れて月に行った飛行士は、月で地球を見て、そこに神を見たとまで言っているけど。