日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

講 義

 久し振りに、看護学校で講義をした。1年生に、「発生学」を教えた。CDを使い、カラー入りのプリントを使い、パワーポイントに入れ込んだスライドを使い、最後に、20問の試験をした(スライド試験が半分)。
 早口で喋ったが、理解できたのかなあ?内容が多くて、全てを喋ることは、至難の業だ。まあ、統計学よりも、自分の理解度がいいかなあと思いながら、話した。
 統計学は、順列・組合せ、確率、微分積分、それ等が理解できて、統計学の意味がよく理解できると思う。発生学も、解剖・生理が理解できていると、理解し易い感じだ。
 医学関係者が教わる内容は、毎年増えている。ちょっとした雑誌を見ると、生化学や免疫学の内容があり、それなりに知識がないと理解し難いことが多い。新聞の広告にも、アラキドン酸やシトルリンなどの化学名がしばしば載っている。
 医師の国家試験にしても、看護師の国家試験にしても、講義をちゃんとものにしていても、国家試験前には、それなりの勉強を又しないと合格出来ない何て、何か無駄が多い感じがするけどなあ。
 司法試験や上級官吏試験や医療関係の国家試験のあり方、それを受けるまでの教育を含めて、じっくりと吟味する時代に既に来ていると思いますけど。
 いやいやながら、試験前に苦痛を感じて覚えたことは、終わるとすっかり忘れているかな。