日本の心・さいき

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母への贈り物

 3月の中頃に姪が結婚する。その時に、親族が集まるので、その機会に、母の米寿のお祝いをしようとの話がまとまりつつある。
 母は、現在、満87歳で、今年の5月の初めには、満88歳になる。そのお祝いを(最後になるかも知れないが)して上げたいと思っている。
 少し認知症があるが、本人自身も、「少しボケた様になる」とか、「ボケて分からんごとなってる」と言う。が、何とか家でさほど手を取らなくて毎日を過ごしている。
 佐伯に帰ると、私はよく、母の前で、「青葉の笛」の曲を笛で吹く。すると、母が歌い出す。とても嬉しそうにしていて、何でも、尋常小学校の時に、教師からこの曲を何度も歌わされたとか。
 父は、既に他界しているが、父の18番は、手を使っての赤ちゃんの泣き声をまねることだった。私も、コッソリとそれを今練習している。産声、お腹を空かした時の声、喃語、いろんな赤ちゃんの声を、父は、余興でよく演出して、喝采を浴びていた。
 母の米寿の祝いには、母の好きな「青葉の笛」を吹き、そして、父がよくしていた赤ちゃんの泣き真似を、サプライズって感じでするつもりだ。受けるかなあ・・・?!