日本の心・さいき

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地震予知可能

 地震予知は極めて難しいとずっと言われ続けている。いつ、どこで、どの規模程度の地震が実際に起きるのかを100%予知することは、まず、不可能と思われてきていた。
 しかし、地震の前にナマズが騒ぐとか、いつも見えている烏が姿を見せなかったとか、魚の動きが普通でなかったとか、犬が吠えていたとか、いろんな現象が起きてるのをヒトは実際に観察している。しかし、その裏付けが出来ないできていた。
 昨晩の民放のテレビで、地震予知が可能との内容で新事実が公表されていた。
 地震には、2つのタイプがある。一つは、「プレート境界型地震」。地球には、プレートが10数枚も敷き詰められていて、日本は、その内の4枚もが集中している。で、それがずれる時に、地震となり、当然、日本では地震がしばしば起きることになる。
 それだと、統計学的に、東京では、マグニチュード7規模の地震が、30年以内に、70%の確率で起きるとのこと?!(それで、東京では、地震対策を一生懸命にしているのだなあ・・・)
 それと、淡路阪神大震災の様な、国内しばしば起きる大半の「活断層地震」。活断層が日本には2000もあって、その内の106が、今後いつ起きても不思議でない状態になるとのこと。
 で、このメカニズムであるが、それに「地下マグマ」が関係しているとのこと。マグマ活動が盛んになり、少しマグマ活動かおさまった時に、マグマが冷えて、マグマが持ってきた水が断層の間に入り込むことにより、ズレが起きるらしいのだ。これって、両手をこすり合わせている時に、汗で手がつい滑ってしまう原理と同じらしい。
 北海道大学の森谷武男氏によると、日高山脈でのこの5年間の詳細な研究結果、ほぼ100%、地震の予知は可能だという。それによると、マグマの活動により、その上の地上では、地震の起きる10〜20日前から、FM電波が遠くまで受信可能になるとのこと。何でもこれが、静電気が起きることと関連しているらしい?(難しくて、私には、よく分かりませんが・・・、FM電波が遠くまできこえる様になると言うのは、40年も前から言われてきていることらしいが)。
 観測地点をアチコチ備えてそれを観察することで、100%予知が可能となっている!その現象が続いている時は、いつ起きるのかは言い難いが、その現象が消失してから10日以内に地震は発生することが多く、恐らくその間にずれる準備が出来るのでは?とのこと。
 これって、アチコチこんな地震観測計を取り付ければ、100%予知が可能になって、ホントに助かるかな?!
 で、それと話は別に、地震が実際に起きてしまった時の対策についての(免震めんしん)開発も、日本では極めて盛んだ。
 建物の間に免震装置を入れたり、建物の頂上に塔頂免震装置を備えたり、建物を水や空気の上に浮かりしたモノなどが既に実際に利用されていて、この地震対策では、日本は世界一かも知れないかな。もっと広まるといいけど。(拍手)