日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

放 言 ・・・

 昨日も今日も、自民党の5人の総裁候補がテレビに頻回に出ている。しかし、何となく、国民がちょっとしらけた感じになっていることは否めないかな。
 民主党の小沢さんを総理にとの意見も、やや否定的かな。と言うことは、これはと言う適任者の顔が表に出ていないということかな。
 来年から、裁判員に一般の人が選ばれる。プロ3人に対して、素人が3人だ。で、その6人で判決が決まる感じになる。これって、先進国では当たり前のシステムなのだ。
 選挙にお金が掛かるし、無駄なことが多い感じだ。衆議院参議院を一つにして、衆議院もその数を今よりも少なくしたらとの意見がある。どうしてもチェック機能の役目を参議院でしたいのなら、先の裁判員ではないが、お金がなくても、地盤も全くなくて、親が政治家でなくても、自分の主張が通れば、多くの人の支持を得て、政治家になれるそんな新しいシステムが出来てもいいのではないかなあ。
 具体的には、例えばの話だが、アメリカの大統領選挙の様に、一般人からなる参議院の立候補者が1カ年近く掛けてマスコミで延々と激論を交わす。じっくりと煮詰めて選ばれた議員が、参議院の議員さんの集まりだったら、国民も充分に納得?!
 医療にしても、アメリカは、国民の要望で変わってきている。日本の大学では、研究と臨床と教育の3本柱があるが、その中でも、研究が最優先される傾向にある。それはおかしいと外国から来ている多くのドクターが指摘しているが、変える傾向は全くない感じだ!ノーベル賞を多数出しているアメリカのNIH(米国立衛生研究所)では、医学部出身者は、4分の1もいないらしい。医学部出身者は、患者さんを前にして臨床を一生懸命にして下さいって感じになっているのだが、日本では、いいペーパーが書けないと、大学にいる意味がなくなってしまうかな・・・!。
 教育にしても、教育学部卒の先生が即、ずっと大半の先生というのも、おかしな話だ。大分県の教員採用試験不合格の件にしても、本人が知らない内に口利きが行われ、口利きを誰が具体的にどうしたのかがはっきりとされることなく、前途有望な人材が首にされている。それを平然と上に立つ教育者が、自分の責任をないがしろにした状態で、誰もが納得できる感じの改革案を出すことなく、していること自体、不自然である。
 世界の人の5人に1人しか、3食摂っていないというのに、自給率40%の日本で、その3分の1が捨てられているこの事実を深刻に受け止める必要がある。その為に、多くの国の人々が犠牲になっているのだから。
 ペーパー試験とコネと学閥での支配も、もう、今の日本では、時代遅れと思います。現場の姿を把握できる人が、上に立つべきだと思います。