日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

いろんな価値観

 日本に来ているインドネシアの人から尋ねられた。「いつも、同じ所で買っている。お互いに顔も知っているはず。それも、1年近くにもなるのに、何故、何も聞いてこないの?何故?何故?」って感じで、しつこく尋ねられたことがあった。
 日本では、全く話さなくても、買い物が出来るかな。24時間オープンのコンビニでは。韓国に行った時にも、コンビニでも買い物、いろいろ尋ねてこないし、こちらもあま話さなかったかな。
 インドネシアの人の場合、(バリ島で)描いた絵の値段が交渉の末決まると、お金を払った後にいつも握手を求められていたなあ。

 アフリカに行ったある青年の話だが・・・、
 ある村で、バナナを売るお婆ちゃんに出会って、
「バナナ1本いくら?」
「10円」
「じゃあ、10本買うからいくら?」
「150円」
「えっ?!なぜ1本買う時より高いの?」
「楽しみを奪ってしまうから」
 このお婆さんは、お客さんとの会話を楽しみにして、バナナを売っているのだ。10人の人と話せるのに、一人で10人分買うと、これからの9人と話の楽しみが奪われてしまうからと言うのが理由とのこと。

 イタリアの片田舎に行った日本人から聞いた話。
 スラッとした若い女性が、一生懸命に汗水垂らして働いていた。それを見た日本人が尋ねた、「何でそんなに一生懸命に働くの?」と。
 すると、彼女は、意外な返答をした。
 「いい思い出を先々に作る為」 
 「先々、過去を思い出して、あの時、一生懸命に頑張ったなあって感じで思い出したいから」と。
 まっ、何でもお金の損得で考える人にとっては、いい話と思いますけど・・・?!

 で、ちょっと前の話だが、大相撲のモンゴル巡業で、モンゴルに行った時に、モンゴル出身の朝青龍白鵬よりも、福岡出身の何とか大関の位置を保っている感じの魁皇が日本人で断凸の大人気になっていた。
 当の本人も、「冴えないただの中年おじさんなのに、なんで?」って感じで、驚いている。
 ゴルバチョフとエリチンでは、ゴルバチョフの方がいい顔と日本人には思えていたが、ロシア人にはそうでもない様だ。アフリカでは、今でも、やせた女性よりも、パンパンに太った感じの女性がミスコンテストで優勝している。子どもの死亡率が高いアフリカの人達にとっては、一番の価値観は、子ども。ふっくらとした女性だと、沢山子どもを産んでくれるイメージとなるのかなあ?!