日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

原稿募集

 内容自由で原稿募集が来た。多くの皆様のご協力をと書かれている。皆、今までの宮崎での出来事を思い出して書く人が多いと思われるが、自分は、今から予定していることを書こうかなあと思う。もう、過去を振り返ってもしょうがない。後短い人生、最後のフィニッシュを如何に過ごすかだ。
 それは、盆踊り太鼓。これを外国の子どもに教え込んで、それを世界に広げ、逆に日本に入れ込んで(自分が教え込んだ外国の子どもに、盆踊りの時期に日本に来てもらって、上手に太鼓を打ってもらう)、盆踊りの素晴らしさを日本人に気付かせる。それに来年からボチボチ手掛けようと思っているんだが、それを書くかなあ。
 太鼓を打つ人は多いが、盆踊りの時に打つ太鼓、これには余り興味を持たれていない。後継ぎなくて、困っている所が多い。それで、そんな所は、今は、レコードで太鼓なしって感じになっている。しかし、この盆踊り太鼓、外国ではスゴク受けている。カナダで教えてもらいたいとかって言われたこともある。私の盆踊り太鼓癧は、まる11年ほど。地区の盆踊りの時はもちろん、市の総盆踊り大会でも、外国でも打っ て、受けてきている。取り敢えず、佐伯市姉妹都市と友情都市からスタートしようと思う。
 盆踊りの:打ち方には、いろんな打ち方があるが、曲に応じて打ち方をそれぞれ変えるべき。それも、踊りに合わせて打つべき。太鼓の縁の方を面よりも沢山打った方が、聞こえがいい。太鼓の縁は、360度使う。格好も大切。私の場合は、例えば 、炭坑節でも、1番から5番まで、打ち方を全て変えて打つ。
 実に面白い(時々真剣に見てくれる人がいるが)、そして、実に実に奥が深くて、そこには、別の世界があり、かつ自分のペースでどうでも打てる自由な世界がある。この面白さに気が付いている日本人、実に少ない。曲に合わせ、踊りに合わせて打つ盆踊り太鼓、普通の太鼓よりも、遙かに難しいと私自身は思っています。間が大切、格好が大切、強弱が大切、リズム大切、そして、心が大切です。

*今でも、ずっと悔やんでいることがある。37名の太鼓集団でトロントの日加国際交流会館で海外公演をした時、自分は篠笛中心で演奏した(全カナダ中に、私のさくらの曲が流れた)。公演の最後に、大拍手でアンコールがあった。その時、自分としては、延岡の盆通り曲の「ばんば踊り」を太鼓で打ちたかった(延岡では、毎年、ばんば踊りの曲での盆踊り太鼓の大会が催されている)。しかし、スタッフにそれまで一度も披露していなかったので、言い出せなかった。後で会長さんに言うと、「アンコール曲を用意しておけばヨカッタ。あの時、先生に是非して欲しかったなあ、・・・」と言われた。