日本の心・さいき

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小児科講義




 龍ヶ岳町にある看護学校で、10:20〜12:00まで、2年生に小児科の講義をした。定員40人。今日は、糖尿病などの「代謝」を。何故か、例年と比べて目付きが違う。真剣なのだ。クラスみんなで、講義を真剣に聞こうとのスローガンを出したとのこと。居眠りしている人が0ではないが、殆どいない。講義後試験をしても、良く出来ている。
 講義の価値なんて、卒業する頃になってやっと気が付く。自分にしても、卒業試験(年を越えて1月の初めから約1カ月半あったが)中に、専門2年生に混じって受けていた。
 自分の場合、講義の準備に費やす時間は、講義をする時間以上に必要としている。どんなに一生懸命に教えても、教科書を読むだけの感じで終わっても、100分2.000円講義料がもらえる(もらわなくてもいいと思ってはいるが、そうもいかないらしい)。講義が終わると、グッタリなっている自分に気が付く。
 今日は、初めの20分間を使って、多国語に付いて話した。将来、何かの役に立つことを祈って。
 今からは、国際的な目を持ったナースになって欲しいと思う。開発途上国にボランティアで行った若い人が言っていたなあ、「医療従事者だったら、どんなに貢献できるだろうか。特にドクターやナースだったら・・・」と。

龍ヶ岳町は、開業医はいなく(歯科医は1人いるが)、人口約5.000人程の町であるが、(産婦人科と小児科を持った)総合病院があり、又、3年制の看護専門学校がある。