日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

中国大震災

 中国が大変なことになっている。オリンピックどころじゃないと思うのですけど。まあ、共産党の批判は別にして、こういう時には、イデオロギーを越えて、困った人達を援助すべきでしょう。
 阪神淡路大震災の時には、その被害で日本が苦しんでいる時に、喜んでいた外国の人もいたとの噂がありますが、もしそれが本当であったとしても、そんな品のないことは、我々日本人は辞めましょう。
 かってトルコの船が日本で遭難した時、日本の人達が手厚くよくして、それがトルコ全土に伝わって、日本人は素晴らしいと言うイメージがしっかりと作られ、今もそれが親子の間でトルコ人に伝えられているとか。
 台湾が地震で大変だった時、一番先に援助に来たのは日本で、それで又日本に対する評価が(そうでなくても、台湾の人達は、日本人のことをよく思ってくれている人が多いのだが)更に上がったとのこと。
 考えてみるといい。にっちもさっちも行かなくて困った時こそ、援助の手を差し伸べることで、絆がしっかりと出来る。このことは、夫婦の間でも、友達の間でも、企業と個人の間でも、国と国の間でも言えること。困った時に冷たい仕打ちでは、そのツケは後から何倍にもなって跳ね返ってくるでしょう。
 中国では、役人と業者が密着して、安上がりで学校の校舎を作っていたり、中国には、ボランティアと言う言葉はない?とのこと(ボランティアと言うのは、国がするものとの考え方らしい)。
 外国のことを問題にする前に、日本にしても同じかな。阪神淡路大震災の時に、国境なき医師団が外国から直ぐに来たが、政府の固い頭で、全く医療が出来ない状態で帰って行かれた。又、大学からの応援があったが、検査が出来ない状態での医療の仕方を経験してこなかった為に、その時、第一線の開業医の先生方が大いに活躍されたとの話を伺ったことがある(その反省から、それに対処できる様に、医師のトレーニングを見直したとのこと?!)。
 失ったものから得られるものもある。中華人民共和国、世界に及ぼす影響が大きいだけに、今が正に正念場だと思う。