日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

外国人の力で地域再生


 日本への外国人旅行者数、2.007年は、835万人で、確実に増加傾向にある。しかし、まだ、少ないかな。
 その内訳は、以下の如くで、圧倒的に隣国の韓国が多い。

 1位・・・韓国260万人
 2位・・・台湾138万人
 3位・・・中国94万人
 4位・・・アメリカ82万人
 5位・・・香港43万人
 日本に来る外国人旅行者は、かっては、東京や大阪などの大都市に行っていた。しかし、今は、地方に行く人がどんどん増えている。
 ヨーロッパ人は、外国旅行好きで有名だ。年に1カ月以上の休暇なんてザラだ。それが生き甲斐にもなっているのだ。しかし、何故か日本へは少ない。その理由は恐らく、日本は物価が高いとのイメージがあるからだと思う。しかし、今はユーロ高で、そうでもないと思うのだが、一度出来たイメージを消すのは難しいのかな。
 この旅行者と別に、日本で働く外国人労働者の数も、増加傾向にある。1.996年にその数37万人が、2.006年には、75.5万人までになっている。
 その75.5万人の内訳は、「専門的・技術的な分野」18万人、「研修・実習生など」9.5万人、「日系人など」37万人、「留学生のアルバイトなど」11万人となっている。「日系など」&「研修・実習生など」による単純労働の多くは、低賃金であったり、期限が決められていたり、日本人がしたがらない仕事であったりしてと、条件が悪いとアチコチで大きな問題になっている。
 これらの解決には、日本人の意識を変えることも大切だが、国・企業・自治体が一体となって取り組む必要がある。
 大分県別府市には、APU(アジア太平洋大学)があり、大学生の4割を外国人で占められ、88カ国から来日している。来ている学生は正にエリートで(講義は、英語で行われる)、卒業後の就職率は100%に近く、4年間で培ってきた日本語を生かして卒後に日本に残る人も多く、ビジネスで本国との架け橋をしたりで、正に日本に求められる人材になっている。

(参考:平成20年4月25日のNHK総合テレビ「地域発、どうする日本、外国人の力で地域再生


*APUの大学生より、私は、多国語を学ぶことが出来た(ベンガル語を、バングラデシュイスラム教の男性から、インドネシア語を、ジャカルタキリスト教の女性から、タイ語を、タイのチェンマイキリスト教の女性から、アラビア語を、アフリカのコロモのイスラム教の男性から、トルコ語を、トルコのイスラム教の女性から)。
 コモロに付いて:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%A2%E3%83%AD

*かって、APUの学園祭で、1人で(30分前後)演奏させてもらったことあり。
 APUに付いて:http://www.apu.ac.jp/home/

*写真は、大分県津久見高校に来ていたAETのアメリカ人(に、私が茶道を教授し、後日、佐伯のお茶会で、お点前を披露することが出来た。)