日本の心・さいき

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小児科医不在で、分娩取り扱い中止。

 分娩の一時休止についてのお知らせとお詫び
 このたび6月より、当院での分娩を一時休止させていただきます。皆様には、多大なご心労をおかけし、誠に申し訳ございません。
 当院での分娩につきましては、産婦人科医、小児科医、助産師、看護師のチームによって、不安のない信頼される出産を守ってきましたが、このたび、当院の常勤小児科医師が、6月で退職となります。当院での分娩におきまして小児科医は必須であり、常勤小児科医師の不在の出産では、安全・安心な医療を提供するチーム(体制)での分娩ができなくなってしまいました。常勤小児科医師の確保に全力を挙げておりますが、現在まで、常勤小児科医師の確保がされておりません。大変残念ですが、常勤小児科医師が確保できるまでの間、分娩を一時休止せざるを得ない状況です。分娩予約をされた皆様にはご心労をおかけしておりますが、安心して分娩していただくために分娩場所の確保を最優先とさせていただき、近隣の病院等と調整を行っている状況です。
・・・分娩場所の確保につきましては、責任を持って紹介させていただきます。分娩予約をされた皆様やご家族の皆様、また、市民の皆様に心配をおかけすることになり、大変申し訳ございません。当院での分娩が再開できるよう、引き続き懸命の努力をして参ります。
 平成20年4月21日  日野市長&日野市立病院長 

 以上は、東京都の日野市立病院で、4月21日に発表された内容。ここでは、万全の構えで、分娩を取り扱っている。小児科医がいないと、分娩を取り扱わない・・・小児科医の存在をしっかりと認め、産婦人科医、助産師、小児科医がチームを組んで、極めて理想的ではあるが、・・・。
 何でこんな風になってしまっているのか。病院側の責任でもないし、かと言って、今、その病院に掛かっている妊婦さんの責任でもない。
 政府の医療現場を無視した無策や理不尽な医療訴訟やマスコミの視野叩きやモンスターペイシャントの台頭の結果?
 早く手を打たないと、これが全国的な広がりになり兼ねないかな・・・?!