日本の心・さいき

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死刑制度

 国際人権団体アムネスティ・インターナショナル(本部ロンドン)は、4月15日、2007年に世界24カ国で少なくとも1252人に死刑が執行されたと発表した。
・中国・・・470以上
・イラン・・317以上
サウジアラビア・・・143以上
パキスタン・・・135以上
・米国・・・42
イラク・・・33以上
ベトナム・・・25以上
・イエメン・・・15以上
アフガニスタン・・・15以上
リビア・・・9以上
・日本・・・9
・・・

 以上と言うことに注目。中国は、2.006年は、1.010となっていた。どうして日本では、判決が出るのにあんなに時間が掛かのかと中国の人から尋ねられたことがあった。中国では、中国の人でも驚くほど、判決が出るのが早くて、直ぐに死刑が実行され、犯罪者の臓器も償いとしてしっかりと役に立たされているとのこと。
 人口比では、サウジアラビアが一番多くなっている。サウジアラビアでは、今でも、多くの人の前で、モノを盗めば、手関節から、もう一度同じ事をすれば肘関節から、切断される。それも面前で、今もそれは現存とのこと。何でも、ある人の話では、とてもお金持ちの国で、国民1人に国から1億ほどのお金がもらえるとのこと。で、お金がないと言うことで盗むことは、絶対い許されないとの考え方らしい。
 死刑執行が頻繁にされている国の多くが、イスラムの国だ。倫理に反することに対しては、厳しいのだ。
 しかし、私自身は、死刑制度には、反対である。罪人と言えども、人は変わるべき存在と思っているし、命は、何よりも尊ぶべきものと思っているから。それに、人間が他の人間の命を奪うなんて、それこそ、人間の思い上がりだと思っているから。他人の命を奪ったことに対しては、奪われた人には誠に気の毒ではあるが、奪った人に対しては、死ぬまで、それを償うべき生活を一生背負って生き抜くべきだと思っている。