日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

正に命懸け

 4月10日の23時過ぎに、民放テレビで、不発弾処理で、起爆装置(信管)をはずすシーンがあった。
 若い自衛隊員二人がしていた。上手く出来たイメージを抱いて、皆の為に頑張っていると言っていた。頼もしい。しかし、ホントに命懸けって感じだった。多くの住民を避難させ、多くのスタッフをバックに抱えて、淡々と仕事をこなしていた。
 戦争後の後遺症で、今でも、こんな感じで処理がまだ終えていないのだ。大国が、作り過ぎた核の処理も大変みたいで、地球の奥深くで、放射能が漏れない様にして、時間の経つのを待つことで処理をしているとか。
 ちょっと間違えば、大惨事になる。そんな状況でも、負けずに頑張っている青年の姿を見ると、人間も強いモノだなあと思う。
 人間って、気持ちの持ち方でかなりの事が出来る気がする。ナポレオン・ヒル成功哲学にもあるが、出来るという強い信念、自分に対しての自信、他への愛、そんなものがあると、ヒトは強くなって成就出来るのだろう。
 自分に自信がなかったり、強い信念がなかったり、守るべきものがなかったりすると、不成功に終わりがちになる。
 やはり、本の上でや見聞ではなく、実の体を使ってのいろんな体験が必要ではないかと思う。それも、直ぐに上手く行かずに、何度も失敗してやっと達成した体験が一番いいのではないかと思う。
 しかし、ヒトって、戦争中の特攻隊の様に、自爆をおかしいと思わない様にもなる。そう思うと、小さい時から、社会から変な価値観を植え付けられて大きくなっている子ども達は、ホントに悲惨だなあと思う。
 今の日本人、自分の為に競争競争に慣れてしまっていると、そうでない世界には、もう適応できないかも知れないなあ。