日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

パーフェクトは難しい・・・

 満点と99点の差って、大きいと思う。
 フィギャースケートだって、浅田真央ちゃんが優勝したが、それも最初に転倒しての優勝だが、如何にパーフェクトの形で終えるのが難しいかの証明だ。
 マラソン選手にしても、北京オリンピックの候補になるのではと思われていた(前々回オリンピック優勝の)高橋選手が予想外の成績だった。これも、自分ではやれると思っていても、万全の体制で臨めることが如何に難しいかの証明だ。むしろ、万全でない方が多いので、その中で如何に自分をコントロールしていくかが大切で、そんなことも、何度か経験して分かることとは、元マラソン選手だった増田明美さんの言葉。
 体調も万全で、実力も100%発揮できること、それって、とてもとても難しいこと。特に一発勝負の時には。前に出来たからと言って、又、出来る訳でもない。

 先日、(第102回目の)医師国家試験の合格発表(90.6%)があった。新卒者(94.4%)だけに注目してみると、新卒者が1名だけ不合格になっていた大学が9つもあった。100%は、どこもなかったのだ。新卒の受験生全部が合格するのが如何に難しいかがよく理解できる。

 以下は、大学名とその新卒の合格者数/新卒の受験者数

自治医科大学102/103
弘前大学101/102
熊本大学93/94
愛媛大学91/92
順天堂大学91/92
・慶応大学88/89
産業医科大学82/83
福島県立医科大学78/79
名古屋市立大学69/70

*1人のヒトの人生も同じかなあ。ずっと失敗しないで終えるなんて、絶対に無理。賢者は、その失敗を次のステップの為の肥やしとしている。失敗の教訓が生かされずに、何度失敗しても懲りない人もいるけど、それはそれでその人の人生かな。勝って奢らず、負けて挫けず、大切なことは、失敗を他人のせいにしないことかな・・・。

  ちなみに、既卒者が100%は、以下の6つの大学でした。

順天堂大学1/1
横浜市立大学2/2
自治医科大学3/3
山形大学3/3
筑波大学8/8
和歌山県立医科大学8/8