日本の心・さいき

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インフルエンザの治療法

 インフルエンザに対しての私なりの治療法です。
 
 葛根湯が主体。熱が上がり始めてから、葛根湯2日分8時間おきに、それも多め!に。
 私なりのインフルエンザの治療法です。
 熱が下がれば、下がらなくても48時間経てば、柴胡桂枝湯を3日分処方しています。興奮気味で、顔が真っ赤で、手足も熱い場合は、黄連解毒湯を処方することあります。小さいと子だと、注腸しています。
 インフルエンザだと、タミフル処方となるのですが、10歳以上だと、タミフルの代わりにリレンザの吸入を処方しています。
 経験的に、抗生物質は使わない方がいい。使った方が、かえって細菌感染を起こしている様に感じています。又、アスベリンなどの鎮咳剤やペリアクチンなどの鼻水止めの抗ヒスタミン剤は、極力使わない。痰がひっかかる様になって、中耳炎や肺炎になりやすいと(自分なりに)思っているからです。
 副鼻腔炎になりかけている子には、抗生物質をあげずに、辛夷清肺湯を処方することもあります。
 子どものインフルエンザでは、二峰性の熱がしばしばあるし、子どもの場合、48時間ではまだ充分に伝染力があるので、解熱しても、自分の為だけでなく他人の為にも、5日間!は自宅待機が必要と説明しています。

*葛根湯は、体の弱い人や心臓の悪い人には、禁忌になることも多いと思います。