日本の心・さいき

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謝恩会


 29期生の看護学生が卒業式を終えて、その日の夕方から、「謝恩会」があった。私も参加し(これで、3回目)、昨年は篠笛だけだったので、太鼓も持って行った。
 全て39人の学生手作りの謝恩会で、会場は、松島で最も名高い「竜宮」であり、きれいな服に着替えた学生が、コンパニオンガールみたいに感じでエスコートしてくれた。
 で、その間、いろんなハプニングがあった。時間通りに招待した人がバスの中で待てども来ない。黄砂と花粉と雨で、外の条件は最悪。行く途中でバスで拾って行くのだが、寒い中に決められた時間に道路で長いこと待っていた人が少し不満顔。世話役の生徒も少し焦り気味。
 着いて早速写真を撮る段階になって、自分で会場まで来る予定の人が、道に迷ってなかなか来ない。写真を撮る人が、「出し物のリハーサルでもどうですか?」と言ったので、自分が笛を取り出して、「笛吹童子」や「コンドルを飛んでいる」などを演奏して、その場を何とかしてしのいでいる内に、遅れた生徒が頭を下げて来る。
 少し時間が遅れた感じで謝恩会が始まり、いつもクジ運の悪い自分も、ビンゴゲームで、4等が当たる。太鼓も、無心の状態で、盆踊り太鼓の「竜ヶ岳音頭」と自分の持ち曲「飛翔」を今までと違った感じでアレンジして演奏(10分間以上)。思ったよりも上手く出来たと思ったのもつかの間、その後が大変だった。持病のアレリギー性鼻炎が増悪して、鼻水が沢山て、難儀した。
 最後に、これで終わりますと言って何もない感じだったので、自分が「一丁締」と「一本締」の違いの説明をして、「一本締」をして大拍手で終わる。
 これの用意で、国家試験を受ける前に1日を完全に潰した世話役の学生さんもいた。学生さん、ありがとうございました。お疲れ様でした。