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退職後の雑感(610)

  「退職後の雑感、異性学(14)」

 男性の場合は、自分でそれなりに責任を取ろうとします。しかし、女性の場合は、いささか難しくなります。
 あるナ一スが次の様に私に言いました、「私としては他にその時に好きな人がいました。しかし、あの人が、お前がいない人生なんて考えられないと言って、私がいなければこの人は駄目になると思って(結婚)」と。
 女性は、何かことが起きた時、自分が間違っていたと進んで言うことはまずないです。自己防衛本能が強い女性は、自分の非を認めようとはなかなかしないものです。
 女性には、誤りをはっきりと指摘しないことが賢明です。皆の前で注意することなどは、極力避けるべきことです。始末書を書かせることなどはもっての他です。
 本人が誤りに気付いていれば、さりげなく小さな声でそっと言うこと。そして、女性を叱っても最後は必ず花を持たせることが必要です。
 「今回は、たまたま、貴方らしくないことをしてそうなったけど、すごく落ち込んでいると思うけど、今からは、それをバネにして頑張って欲しい。貴方ならちゃんと立ち直って立派にやって行けるはず」って感じで同情する感じで励ましてあげることが大切です。その時、間違ったその点だけを延べ、人格や性格を否定する発言は、絶対に避けるべきです。
 その女性の誤りの指摘が正しくても、いや、むしろ指摘が正しければ正しいほど、白黒付ける様にすればする程、女性は逆に怒りが強くなってきます。
 男性社会の中では、自分が一方的に損をしてけじめを付け、責任を取る訓練が出来ていますが、女性の場合、謝罪させてけじめを付けるさせるのは、百害あって一利なしです。
 繰り返しますが・・・→女性には、過ちをはっきりとさせないこと、男性の中に、責任を取ろうとしない男がいれば、それは、女性からみれば、最低の男に見えるでしょう。
 一緒に仕事をしていた男性の産婦人科医が、私がその職場を去る前に、私に、ポッと言いました・・・→「女性は、難しいなあ、この歳になっても、(周りを多くの女性に囲まれてきているのに)分からん・・・永遠の謎!。」と。

*写真は、老人施設で、独り演奏している私です。

 (令和5年11月10日、記載)