日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

退職後の雑感(583)

  「退職後の雑感、8冠」

 令和5年10月11日(水)、9:00~21:00まで、12時間の「王座戦」第4局目がありました。
 羽生善治氏が、7冠を取った時、感動しましたが、今回も、同様に、「ヤッター」って、感じになり、心底から、感動しました。
 今回の王座戦、3局目と同様に、4局目も、途中で、永瀬氏にはっきりと負けていたのですが、突如、大逆転をしました。藤井8冠、勝ち負けでは、勝ったのですが、内容では、負けていましたね。1手の重さ、1分将棋の真髄を知った感じの王座戦でした。
 負けはしましたが、永瀬氏、藤井8冠をここまで追い詰めるとは、ホント、強かったですね。
 それにしても、藤井8冠、21歳2ヵ月でのこの快挙、素晴らしいですね。これで、名人、竜王、王位、叡王棋王、王将、棋聖、そして、王座と、前代未聞の8冠となりました。
 藤井8冠、対局中、よく、ペットボトルの水で、水分補給をしていましたが、最後の「1分将棋」の時、長い勝負中に、尿意を感じたら、どうするのだろうか・・・我慢しているんだろうなあ・・・?!藤井8冠、目を絞る感じが、次第に多くなっていますが、無意識に、ストレスをかなり感じているんだろうなあ・・・?!
 それにしても、藤井8冠、まだ、若いので、私が生きてる間、この「藤井聡太」の将棋世界を、じっくりと(後20年間?)楽しめそうだなあ・・・いい時代に生まれて来ていると思います。
 藤井8冠は、とても謙虚ですね。正に、日本の古来の「武士の姿」だと思います。
 8冠になっても、今からが、大変ですね。羽生善治氏も、7冠は、一度だけでしたから・・・。トップを維持するのは、ホント、大変です。

*写真は、10月10日に、散歩の途中で撮った「秋空」です。

 (令和5年10月12日、記載)