「退職後の雑感、核軍縮へ」
今年も、被爆77年の「長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」がありました。今回の式典には、ロシアによるウクライナ侵攻のこともあってか、米英中仏印イ(スラエル)の核保有の6カ国が参加しました。過去最多の83カ国もが参加し・・・ロシアとベラルーシは「不測の事態の回避」を理由に招待されていませんが・・・。新型コロナウイルス感染防止のため、規模を半分以下に縮小して開催されましたが・・・。
令和4年8月9日の午前11時2分、原爆投下の時刻に合わせて、黙祷しました。
戦後、次第に核軍縮へと思いきや、今、核拡散の方向に行っている気がしてなりません。
国連の安全保障委員会の5つの常任理事国が、核保有を持ち、拒否権があるのが問題で、ものごとが進みません。大国の驕りですね。そこでの採決、拒否権を使用する時には、カウントに入れない方針に切り替えれば、いいのですが・・・。
今回のウクライナ侵攻で、ロシアが、核の使用をちらつかせましたが、これは、由々しき問題ですね。これまでなかったことです。刃物を子どもの首元に置いて、要求を通そうとしている悪者と同じです・・・!
日本は、核軍縮に関しての責任は、重いと思います。日本は、唯一の被爆国ですから、核軍縮に向けて、一番積極的に動くべきだと思います。日本の科学進歩はめざましく、原発があるので、核兵器を作ろうと思えば、直ぐに、作れるはずですし、世界は、日本をそんな目で見ていると思います。
人類の為に、作れるけど、核兵器を作らない・・・そして、アメリカにも、核軍縮をせまる、そんな政治家が現われて欲しいのですが・・・。(←アメリカもロシアも、核兵器、どう見ても、持ち過ぎですね・・・!)
核をどんどん少なくして起きる不安よりも、核をどんどん増やして起きる不安の方が、大きいですね。
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*写真は、13年前に、長崎に行った時に、撮ったものです。
(令和4年8月10日、記載)