日本の心・さいき

日本の心で、世界平和の実現を!

続・寛容・・・

 政治家が悪いと言っても、それを選んでいるのは国民。だから、自分で自分の選び方が間違っていなかったかとうかとまず反省すべきだろう。はっきりした形で政治に参加できるのは、選挙に行くこと。今までの様に、低い投票率で政治家だけを責めるのはどうかなあって感じもするけど。
 ある政治家の話だと、選ばれた直後は、ホントにいい政治をしようと思っているらしい。しかし、私利私欲めいた周りの意見が思った以上に強烈で、皆によくすることが出来なく、かと言って選挙に落ちればそれで終わりになるし、で、立候補者も、政策よりも当選のことが先になっていて、・・・それなりに大変みたいですね。
 テレビの番組がくだらないと言う。しかし、視聴率を上げて見ているのは視聴者で、それでプロデューサーが番組を考えている訳だから、又、視聴率が上がることで運営できている訳だから、それなりに世論が動けば、直ぐに解決できそうな気もするけど。つまり、テレビに見られるのでなく、本当に選んで見ることになればいいと思うのですが。
 教育が悪いと言う。しかし、教育には、学校教育だけでなく、その前に家庭教育があり、社会教育がある。ちゃんと自信を持って自分の子どもを育ててきたか、他人の子どもには我関せずって感じで来なかったかどうか、学校の行事には積極的に参加してきたかどうか、地域の行事には積極的に参加してきたか、そんなことから反省してみてから教育の問題を考えてみると、又、別の見方が出来るかも知れませんね。
 北朝鮮が悪いと言う。しかし、北朝鮮の大多数の一般の人の生活を考えたことがあるだろうか?歴史を見れば、多くの国がいつまでも同じ体制ではあり得ない。必ず変化が起きる。その都度、ちゃんと対処してきたかどうか、金氏が拉致や海賊行為を認めた時、日本側の対応は適切だったかどうか、せっかくの歩み寄りを無断してこなかったかどうか、そんな点も反省してみては如何なモノでしょうか?
 核軍縮がなかなか進まなかったのは、被爆国日本がもっと積極的に出なかったこともあるのではないでしょうか。今年11月にオバマ大統領が日本を訪問する予定とのことだが、是非、広島や長崎の原爆記念館を訪れて欲しいと切に願っている。