日本の心・さいき

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退職後の雑感(20)

  「退職後の雑感、価値観の変化」

 2011年の3・11の震災後、日本人の多くが(半分以上)が、人生観が変わったとのデータがあります。更には、困った人を見たら助けようと思うが、震災前58.8%が、70.0%までになっています。
 震災は、日本に大きな悲劇をもたらしましたが、それにより、何が問題だったのかを少なからず暴露してくれました。(被災者の方々には、気の毒で返す言葉もありませんが・・・)
 余波は世界を駆け巡り、日本よりも遥かに経済的に貧しい国からも、援助金が送られてきていました。世界には、「私の大好きな日本を救いたい・・・」って感じの人も沢山いるんですね。
 現在、世界の食料の3分の1が捨てられています。日本では、それが大きな問題になっていませんが(一部では騒いでいますが)、大きな問題にすべきだと思います。アメリカでは、家族でレストランで食事をした後に、よくパックに入れて持ち帰っています。
 富が一部に集中しています。それは、国別で見ても、富んだ国の中で見ても、同じです。それと対照的に、貧困の国でも、異常と思える贅沢な暮らしをしている極一部の人もいますが・・・。
 お金持ちはケチだとよく言われます。ケチだからお金が貯まるのだとも言われます。お金の使い方を見ると、その人なりが分かるとも言われています。アラビア圏では、お金持ちが寄付をするのは当たり前って考え方になっています。利子だけで生活することまでも、禁じています。
 お金をもっぱら自分だけに使う人、相続税で苦しんでいる人、他人の為に惜しみなく使う人、いろいろですね。

 チャップリンの言葉に

「つらい経験をする時は、まるでそれが永遠に続くかのような苦しみを受けるが、
物事には、始まりがあれば、終わりがある。」

 必ずその苦しみには終わりがあるんですよね。そして、そのつらい経験が必ず、次の自分への、そして周りの人へのパワーになります。そんな日が来るはずです。

 そして、チャップリンの有名な言葉に、以下の内容があります。
「人生には三つのものがあればいい、
希望と勇気とサムマネー」

*写真は、蒲江小学校前で撮った私です。何故か、いつも、楽しいことが多かったですね。

 (令和4年1月8日、10年前の内容を少し修正して、再掲)

 

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